昨年は年明けから体調がサッパリで、毎週の様に熱は出るし、痛風が追い打ちをかけ、まともな練習が出来ない状況の中、出場を諦めました。今年は、ハーフマラソンでタイムも短縮し練習もまずまず。気になるのは30kmの距離を踏んでないことです。先日の山レポでもご案内のとおりで、不安材料でもあります。 先週の日曜日、朝から走ろうと思ってましたが、テレビを点けると「東京マラソン」。さっぱりのレース展開でしたが、初マラソンで前半から果敢に攻めた村山選手に拍手! そして、青山学院等の学生選手も数年先の希望の光を感じたのは自分だけでは無かったと思います。 【招待状】 大会事務局から封筒が届き、触るとどーやらTシャツが入ってるようです。ここまでは想定内でしたが、中を見ると計測チップが付いたナンバーカードも同封され、出場しない場合の返送用の封筒まで同封されていました。 このパターンは初めてで、よーするに、受付しなくて良いことになり気分的にかなり楽ちんです。 そのおかげで、駐車場に着いたのは8時45分頃でも、ゆったりスペースがあり誘導のおじさんの丁寧な説明も有り、〇! 【食事】 フルマラソンやそれに該当するようなレースの場合、数日前から当日までの食事をどうしよう・・・と、参考書を引っ張り出して、読み出すとついつい、あれこれ手を出しすぎて失敗ではありませんが、うまくいった試しがありません。 ちなみに、今回は2日くらい前からカーボローディングを意識した食べ方にしました。木曜日の夕食からご飯多め。間食は基本炭水化物系とチョコレート(自分的に脳に優しい) 直前の食事は若干変更はありますが、参考にしている本を地で行くような内容にしました。 具体的には、土曜日の朝はバナナ。昼はカレー。夜は力うどん(餅入り)、天ぷら。寝る前にアミノ酸。 当日6時前に起床。バナナ、もち(自家製小餅を4個)、2時間前にカステラ2切れ、1時間前にアミノバイタル(ゼリー状) 今回は暑かったので走り始めて、ほぼ全箇所で給水、3箇所ほどでバナナ(1/3カット)、30km過ぎて嫁さんからアミノバイタル補給。給水所には水、ポカリ、バナナの他に、みかん、飴、おにぎり等もあり好評です。今回は、結果的にうまくいった印象です。 【スタート前】 受付が無いためか、会場もなんとなく穏やかな雰囲気。それと、なんと言っても皆さんの話題は当日の天気です。 降水確率は90%! しかも、主な時間帯は9時〜14時頃の予報。さすが雨男だぜい! でも、そんな雨男でも、スタートまでは何とか降らずいてくれると良いな〜、と空を見上げると微妙な空模様です。 皆さんの格好も、基本雨対策仕様。ところが、どっこいしょ・・・雨、降らないし、気温は20度越すし・・・ 【レース】 思った以上に暑く、気温がある程度高いことは想定していましたが、恵みの雨が降らんとは・・・意識して、すべての給水所で水分補給、場所によってはバナナをゲット! 2回の折り返しがあるので、すれ違い様に「お〜」、「〇〇さ〜ん、頑張って〜」とか、前後から聞こえてきます。 今回は、笠戸島で一緒になった「くまさん(勝手に命名)」が参加することを聞いていたので、もともと目立つのですぐ見つかりました。 第一折り返しですれ違った時は、なんと4位を爆走中! 「くまさ〜ん、4位じゃ〜、頑張れ〜」、「お〜っ!」 つぎの折り返しでなかなか会わないので、先に行ってしまった? と思って上り坂を走ってると、少し視線が中に浮いた様にして走っているくまさんに遭遇。それでも20位以内だったような・・・ 自分はというと、黙々と第2折り返しまではあえて無理せず、抜かれてもムキにならない様、頭の中ではMay.Jの「ガーデン」でリズムをとりながら(取れるか・・・?)ピッチを刻みました。 第2折り返し以降は、基本下り坂なので、足の状態に合わせて気ままに走ることにしました。思いの外、足が動き最後は考えたくなくても考えざるをえない、38km過ぎの上り坂、と競技場への上り坂です。 その、タイミングで「ゆず」の「栄光の架け橋」を弾き語りで応援してくれる方がいて、「いくつもの道を越えて〜♪」なんて歌われると、「マラソンソングだった!?」と思うくらい、ピッタシ。思わず「ありがとう!」 なんとか競技場へ。なんだかんだ言いながら、前半抑え気味のペースが功を奏し過去最高のタイムとなりました。 【レース後】 そんなレース展開だったせいか、意外と元気。 ただ、明日か明後日辺りにガックリくるかもしれません。 豚汁を受取に行って、5杯ほど並んでいるのを見て、「どれが、良いか選びよん」、すかさず「じゃ、大盛りにしてあげる」と具を山盛りにしてくれました。おばちゃん、ありがと〜 そんな所に、「くまさん」登場。さすが、早めにゴールしてサッパリしちょるな〜、と思いきや・・・ 走ってる途中から意識が朦朧としてきて、なんとかゴールしたけど、直後に痙攣を起こし、救護されたらしい・・・(-_-;) 自分も、肩から腕にかけて見た目白くなり塩田状態〜(^^;) 今まで、こんなに白くなったのは初めてでした。 【ゆうたろう】 ここのところ、鳴りをひそめていた「ゆうたろう」。今回は久々の応援隊で、あちこちで神出鬼没。 多くのランナーの方々にも可愛がって貰ったようです。名水マラソンは、ガチレースでは無いので、かぶり物、コスプレもあり、ランナー同士で応援している一面もあります。 トップを走るランナーもその辺りは心得ている様で、ゆうたろうにも応えてくれた様です。ありがとうございました。 【備忘録】 1 格好 ランニング、短パン、アームスリーブ、手袋、手ぬぐい(鉢巻き用) 2 足回 靴(アシックス スカイセンサー)、靴下(クロスプロ)、テーピング(膝) 3 持物 無し 4 エイド 5km毎(スポドリ、水、かぼすジュース、バナナ、オレンジ、おにぎり、飴) 5 気象 天気 くもり 気温 13.6〜21.2℃(20℃以上 12:30〜15:20) 風 北〜東北 1〜3m ※竹田市アメダスデータ |
(1)届いたTシャツと計測タグ付きゼッケン。 (2)河川敷駐車場。ゆっくり停められました。 |
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(3)受付が無いので人があまり集まっていない不思議な景色でした。 (4)一応、控え室となる球場。 |
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(5)三度笠集団。 (6)スタート直前。 |
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(7)緊張感が感じられん・・・ (8)激走中の「くまさん」 どの人か想像にお任せします。 |
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(9)ランナー |
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(10)三度笠集団の旅立ちの図 |
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(11)ゆうたろう。沿道で応援中の方が撮影してくれましたm(_ _)m。 |
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(12)可愛い鯛焼き女子としばし併走。 |
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(13)第2折り返し地点を通過し、下りへ〜 |
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(14)この手は「さっさと、食料出さんかい」の手。 |
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(15)35km過ぎの構図。緑の方は前半飛ばしすぎ。中の方はかなりきつそう。 |
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(16)最後の登り坂。こんな坂〜、なんて言っている余裕はありません。 温泉県豆絞りを締め直し「正装」でゴールを目指します。 |
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(17)競技場直前、とどめの坂。 |
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(18)ゴール |
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(19)余裕の記念撮影。 |
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(20)完走証。一応サブ4 (^^) |
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(21)花粉症で鼻水垂らしながら「ゆうたろう」も記念撮影 |
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