嫁さんから電話。兄の知人の市内小学校の先生から、「急遽、山ガイドを探してるけど、弟さん、以前ガイドをしたことがあると聞いたけど、どう?」とのこと。 ※実際は、ガイドでは無く、地元小学校で「くじゅう山に登る」のお題目で特別授業を引き受けたことがあります なんで、こーなったかの詳細は割愛するとして、普段は自己満足の塊の山登り。でも、たま〜に同行の依頼があったりします。今回も、お役に立てることがあればと、二の返事で引き受けました。 企画された先生がくじゅうが好きなだけに、大曲から坊がつるを経て、雨ヶ池を越えて長者原に戻る、というくじゅうの景色満喫コース。そして、暑い時期だけに、午後は日陰が多い雨ヶ池コースを選び、小学生の体力を考えた行程です。 小学生(4年生〜6年生)にとっては10km近い距離に加え標高差は300mは、きっと大変だったと思います。 特に、後半は、疲れた〜、足が痛い〜、海の方が楽しかった〜 等の想定内の声。自分が小学生だったら、きっと同じ言葉を発していたと思います。 一方で、事前に予習で歩かれた先生方の指導もあり、一人のリタイアすることなく最後まで歩ききったみんなは凄いな〜と、素直に感じたところです。自分は、ホントに道案内をするだけで済みました。 ひそかに、体格の良い子が最後まで頑張れるかな〜、と気になってましたが、先生の声かけで最後まで笑顔で歩いた姿は印象的でした。 さて、今回のルートは花も堪能出来るコースでありまして、坊がつるではノハナショウブ、ミソハギ、ハンカイソウ、イブキトラノオ、長者原に向かう途中では、ヤマアジサイ、ショウキラン、たで原では、キスゲ、チダケサシ、クサレダマ、ハンカイソウ、ヒメユリ等。 花は最後のたで原が一番綺麗で、たくさん咲いてましたが、疲れ果てた小学生には、花を鑑賞する余裕は無かったようです。でも、大人になって、ここを訪れた時、脳裏の片隅から、きっと、この時の記憶が蘇ると思ってます。 約7時間の長丁場に同行させて頂きました。改めて、同行された先生のご苦労と、最後まで頑張った小学生の皆さんに感謝した一日でした。このような機会を与えて頂き、ありがとうございました。 (2017.7.22) |
(1)大曲からスタート。いきなりのハシゴに緊張と興奮が入り交じった声が聞こえました。 (2)硫黄山道路で休憩&衣類調整&水分補給。 (3) (4)いよいよ、本格的な登山道へ。 (5)すれ違う方と元気よく挨拶してました。 (6)久々のこの景色です。 (7)日陰で休憩中。ここで、子どもと腕相撲なんかしたりしました。 (8)久住山方面。 (9)いよいよ、法華院に向かってスタート。下りが苦手な子もいたようです。 (10) (11) (12)坊がつるが見えてきました。 (13)先生の的確な指示に、慎重に下っていきます。 (14)ちょっと躊躇した湧き水箇所。 (15)終盤ですがオダマキが咲いてました。 (16)いつの間にか階段が出来てました。 (17)昼食予定の法華院に着きました〜 (18) (19) (20)坊がつるの中を歩きます。途中、坊がつるの説明を。 (21)ノハナショウブ (22)シモツケ。雨ヶ池付近にて。 (23)雨ヶ池で休憩。水も無く、あまり目立った花が咲いてませんでした。 (24)長者原へ。この辺りから、「後、どの位掛かる?」の声が多くなりました。 (25) (26)ショウキラン。 (27)ここからはタデ原。クサレダマ。 (28)ハンカイソウ (29)ヒメユリとノハナショウブ。 (30)同上 (31)ヒゴタイ。ビジターセンター近くにて。 (32)記念写真(法華院温泉にて) 皆さん、お疲れさまでした。 |