くじゅう・ミヤマキリシマ

 名古屋のお客様を案内して日曜日(10月19日)に大船山の紅葉見物に行きましたが、レポしたようになんだか色が冴えません。そのことが気になって仕事が手に付かない有様で、それなら休んで見に行こう! と急遽中3日を挟んだ23日に紅葉の確認に出かけました。

 結論からいうと大船山だけに限っていうと、前日の風雨でかなり落葉進んだようですが、色は鮮やかになった印象もあり結局は前回と今回の比較は難しい、と感じました。 前回、日曜日は途中はガスが掛かり光線も弱かったことで色も冴えなかったのかもしれないし、今回は雨後の気温低下とピーカンで光線も鮮やかだった分余計に綺麗に見えたのかもしれません。

 ここのところ山で体力を使い果たし、走るトレーニングが出来ていないので、せめて今水から大船山東尾根を経て一気に登りあげる予定です。今まで、所要時間は2時間程度なのでそれが目安とし少なくとも前セリまでは脇目も振らず登ることに。その先もできればその予定でしたが、前セリを過ぎた辺りから見上げる紅葉の綺麗さについつい足が止まってしまいました。

 特に、東尾根の途中から見える黒岳方面の紅葉は素晴らしかったです。後から思うに一番良く見える場所で陽が当たらなくなるまで、ここで紅葉を楽しんでも良かったかな、と思うほどでした。

 13時過ぎに山頂に着くとほとんどの方が下り始める傍らで、登ってくる方もちらほら。今回、カメラクルーとその案内の方も登ってこられ、聞くとTBS−BS放送の取材で番組名は良く聞こえませんでしたが、日本の四季だったか日本の紅葉だったかで12月3日に放送されるそうです。

 次第に人が減り、完璧に居残り組となった男性に声を掛けると兵庫からとのこと。訳あって時間が出来たので北海道から紅葉を追いかけて南進していて、なんと、1日違いで祖母山九合目小屋に泊まったとか。この時期なので相当の人出を想定して、小屋も泊まれるかどうか不安だったそうですが、10数名程度で拍子抜けしたようです。その一方で牧ノ戸の掟破りの駐車状況は全国でも指折りの状況とのこと。今回、北は利尻の紅葉からスタートし、利尻山では3日で紅葉が終了、なおかつ北海道と東北が同じ時期に紅葉が終了したことなどその後も、紅葉の状況や撮影ポイント等々話をすることができました。

 正直、落葉が進んでいたので夕暮れまで待つかどうか悩みましたが、最後まで頑張ることにして、太陽を見送ってから下山しました。ここのところ何度も歩いた道。前回も1時間15分ほどで下山できたので、今回はこれを上回るべく下ること、1時間ちょいでした。いや〜、大船山単発なら最短ルート楽ちん東尾根ルートです。

 下りながら気になっていたのは、帽子を落としたことです。前回の手帳に比べると代替品があるし、出てくればラッキー、ぐらいに思っていたのでライトが当たり夜光塗料が光ったときは嬉しかったです。また、見つかりやすいように木の枝に掛けて頂いた方に感謝です。前回に引き続き凡ミスでした。
 前回のメモと全く反応が違う自分の意識を改めて分析すると、人の記憶は金では買えないこと。落とす物の違いで、そういうことなんだ〜と改めて実感しました。








(1)今水の駐車場から見上げた黒岳山麓の紅葉。






(2)東尾根で見上げた紅葉






(3)同じく






(4)黒岳の裾野






(5前日の雨で登山道は紅葉の絨毯






(6)いや〜、本当に綺麗でした






(7)






(8)黒岳天狗岩下






(9)返す返すも美しい紅葉






(10)米窪外縁






(11)紅葉の滝もちと落葉







(12)鉢窪方面の紅葉はもっと鮮やかに






(13)御池






(14)阿蘇山の噴煙






(15)大船山山頂から段原方面。



(15-2)参考までに日曜日の同じ景色。







(16)大船山山頂から黒岳方面






(17)






(18)米窪越しの由布岳






(19)同じく角度を変えてみました






(20)御池上






(21)引いてみるとこんな感じ。



(21-2)参考までに日曜日の同じ景色






(22)






(23)






(24)






(25)






(26)






(27)間もなく日の入り






(28)