くじゅう・ミヤマキリシマ

 19日の朝は恒例の雑炊と昼食用のご飯を炊く段取りは、女性が多いこともありテキパキと進みます。日頃雑炊係の自分はついついのんびり。それよりも昨日買ったはずの歯ブラシが見つからず・・・この後も、ハプニング続きで右往左往の自分でした。

 まずは本日の下山口となる今水に向かうと、奥の駐車場はすでに満杯となり、路肩駐車がずーっと続き、駐車場から300mほど下った所にようやく駐車することができました。この後、沢水へ移動し出発の準備です。自分は夕暮れまで残る気満々で準備していると、なんとなんと今水にデポしてきた自分の車にカメラを置いたままに・・・
 あまりのショックに呆然としていると、そよかぜ姉さんが「取って来い!」との檄。往復約30分のロスです。名古屋隊、長崎隊には先に出てもらい、後を必死に追いかけること40分。休憩中の皆さんになんとか追いつくことが出来ましたが、この日のパワーの8割を使い果たした気分でした。

 追いかけることに懸命となり、色々の記録しているメモ帳を落としてしまい、これも気になったこともあり夕暮れを待たず早めの撤収となりました。探すこと30分、親切に道標の柱の上に置いてくれていました。どなたかは存じませんがこの場を借りて感謝申し上げます。

 皆さんに追いついてからは、佐渡窪、鉾立峠で九重連山の山並みを楽しみながら、まずは坊がつるを目指しました。誰が言い始めたか、法華院温泉でビールを飲もう! 結局、男性2名と多分酒豪のあい姉さんの3人がビール、そよかぜ姉さん、なんちゃん2人がしょうが湯を飲んで盛り上がっていると、犬を連れたなおさんご夫婦。盛り上がった勢いで「なおさ〜ん!」と声を掛けたところ、宴会用に御菓子まで頂きましたm(_ _)m。

 喉を潤して登り始めると、早速アルコールが回り始めたようで息は上がり、足は重くなり・・・と、一汗かくまで、しばらく辛い状態でした。段原に着くと多くの方々が休憩や昼食の最中で、山頂を見上げると人の影がびっしりです。段原から見上げる紅葉は速報でも報告したとおり紅葉が進んでいるもののまだまだ紅が不足した感じです。自分たちも山頂の混雑を想定して段原で昼食を取り山頂に向かいました。

 山頂に着くと御池周辺の紅葉が目に飛び込んできましたが、ここも今一歩。それでも名古屋隊の二人には満足して頂くと共に、昨日までの祖母山系とは打って変わった賑わいに驚いた様子でした。もう少し、山頂でゆっくりしたかった二人ですが、飛行機の時刻も迫っていたのでここで名古屋隊、長崎隊とお別れです。後ろ姿が見えなくなるまで山頂で見送っておりました。

 山頂でいつまで待つか悩みましたが、個人情報満載のメモ帳が気になり15時半をリミットにして紅葉を眺めておりました。山頂も15時近くになると殆ど人は居なくなり、一時、掛かっていたガスも15時を過ぎた辺りから切れ始め、17時前に下山して見上げると山頂のガスは取れ始めていました。この後は先ほど顛末を記したとおりです。
 
 3日間、楽しい時間はあっという間でした。このような機会を提供して頂いた長崎隊と良く笑い呑み歩いた名古屋隊のお二人に感謝申し上げレポを終わります。 (2014.10.19)








(1)沢水キャンプ場で出発の準備中・・・






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(3)なんとか皆さんに追いつき、佐渡窪を移動中






(4)鉾立峠、目指すは法華院のビール!?






(5)乾杯前






(6)いざ、大船山へ






(7)目指す大船山






(8)賑わう段原






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(10)賑わう山頂






(11)下山へ






(12)さようなら〜、またご一緒に〜






(13)ここからは紅葉のスナップ






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