くじゅう・ミヤマキリシマ

【御嶽山噴火】
 まずは昨日の御嶽山の噴火。当初は土日で大崩山方面にテント泊山行の予定でしたが、台風17号の影響で天気がイマイチのようだし、そんなことが潜在的意識にあったのか否か・・・目が覚めると間もなく朝ドラ「花子とアン」の最終回が始まる時間でした。先日から蛍光灯が発火したり、テントポールの部品もそろそろ届くはずなので、土曜日は「修理の日」にすることにしました。

 そんな風に過ごしていた昼過ぎにパソコンの画面に気になる「御嶽山噴火」。
 とりあえずクリックすると昨日のニュースで皆さんもご覧になったYouTubeの画像がアップされ、それを最後まで見た瞬間、「これは・・・やばい・・・」絶句でした。その後は、テレビのニュースなどでしばらく流れたのはご存知のとおりです。

 本日も朝駆けの際、1時間毎に流れるニュースでは「御嶽山噴火」とその救助活動の状況が流れていました。昨日の時点で10名程度が埋もれているとの報道。先ほど、帰宅してニュースを見ると31名が心肺停止状態となっており、犠牲者の増加は想像していましたが・・・今回の事故は思いがけなく発生した噴火だけに、災害に遭遇され無事に帰還された方、負傷された方々にはお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方にはご冥福をお祈りすると共にご家族の心中をを察すると心が痛みます。こんな、自分たちに出来ることは、今までどおり山に登ること。本日はご来光をに向かって合掌。

【大船山・朝駆け】 
 トレーニングということで昨日のテント泊山行の荷物をそのままに登ることにしました。コースは今水から東尾根経由なので、軽荷なら2時間かからないコースですが、今回はちと重い・・・しかも途中からはかなり露が降り冷たいし、久々とは言えこんなに急だったかな〜、なんて考えながらヒーハーしながら登りました。ヒーハーの甲斐あり思った程時間もかからず山頂には5時前到着したので、ガスが切れると月明かりも無く満点の星です。

 すでに、坊がつるテント泊組と思われる3名が待機中。写真撮影の準備をし撮影していると、続々と朝駆け隊が登ってきます。概ね、日が昇る頃には30名程度。あとで坊がつるが見えるとざっと見ても50張り以上はありそうです。
 頭の上は晴れていますが、水平線方向はガスが上がり、中岳方面や三俣山は中岳を除き山頂はガスに覆われてしまいました。山頂にヘッドランプが見えていたので、きっと大騒ぎしていたかもしれません。

 陽が昇りしばらくすると、ガスが晴れ始め、本日はここからがなかなかの景色を堪能できました。山頂では昨今の登山ブームで年齢構成に変化が見えつつあり若い方が増え、静かに山を楽しみたい、といった趣はくじゅうでは難しくなった印象です。とはいえ、陽が昇りしばらくすると一気にいつもの静かな山頂に戻ったので、ようやくお湯を沸かしコーヒーを入れ心地よい秋の陽射しを受け体温を上げました。

 ピストンするのは寂しいので、北大船山を経由し大戸越から風穴方面に戻りました。風穴前後はご案内のとおり岩ばかりの登山道で前日の雨のせいで滑ることこの上なく参りました。下りは、当然、明るいので花の写真を撮りながらのんびり下山しました。

【秋の歌】
 ラジヲを聞いていると3時台に昭和40〜50年代の秋の曲が放送され懐かしかったです。
 「小さい秋」(童謡)、「風たちぬ」(松田聖子)、「終止符」(アリス)、「秋桜」(山口百恵)、「セプテンバー」(竹内まりや)、「すみれセプテンバーラブ」(一風堂)、「・・・」(かぐや姫)、「旅愁」 でした。

【テント修理】
 先日、テントのポールが割れ部品を注文、土曜日に部品が届いたので自分で修理してみました。意外と簡単にできました。ちなみに部品1本500円程度だったので、4本注文すると、その内1本は少し長さが短い末端のパーツも一緒に送ってきてくれました。交換方法はこちら(メーカーのサイト)
 (2014.9.28)








(1)南の空。もっと上にはオリオン座。低い位置の明るい星は?






(2)まだ、晴れていましたが・・・






(3)次第にガスが揚がり・・・






(4)こんな感じの日の出となりました。






(5)賑やかな山頂






(6)段原を流れるガス






(7)






(8)次第に晴れつつあります。






(9)だいぶん晴れました。






(10)大船山の影と坊がつるのテント村。数えると70張りくらいありました。






(11)北大船山を振り返って。






(12)由布岳の周辺は雲海です






(13)由布岳山頂周辺にガスがまとわり、この後雲に沈みました。






(14)フクオウソウ






(15)大戸越え






(16)風穴へ






(17)コウモリソウ






(18)テンニンソウ群落






(19)パラパラとありました。






(20)数株見かけました。






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(23)秋の気配もちらほら






(24)林道沿いにて








おまけ【テントポールの修理の巻】

@ここをこうやって結んで、コードのテンションを無くすことがこの作業の「肝」
これさえ出来れば後は簡単です。





A@のあと末端はユルユルになります。





B下が送られてきたパーツ。上が外したパーツです。
当然の1本だけ交換しました。





Cジョイントなど。上が従来のもの、下が送られてきたもので、
継ぎ手は少し長くなっていました。






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