久々に土日の天気が良さそうなので、テント泊宣言をしていましたが、週末あたりからなんとなく風邪気味でCM的には「だる重」状態。土曜日の朝もなんとなく二度寝したあとごそごそしながら、ネットで雨雲の様子を見ると祖母山系はしっかり雨模様。運が良いのか悪いのか、まぁ、雨の中を歩いて風邪がひどくなることを考えれば良かったかな〜、と曇り空を眺めていると、夕方には我が家あたりでも雨が降り始めました。この雨も明日には止みそうなのでそれならば、久々にくじゅう方面に朝駆けすることにしました。 　が、早朝２時頃出発、途中もかなりの雨が降っていましたが、まぁ、くじゅう付近まで行けば止むやろ〜、なんて甘い考えで車を走らせましたが、大曲に着いても止む気配はありません。なんだかテンションが一気にさがり、夜明けに間に合わない時間になっても止みそうにないので結局、ふて寝・・・結局６時半過ぎに大曲を出発しました。 　このころはまだ、ガスもなくこのまま晴れそうな気配だったのですが、すがもり越を過ぎ三俣山の西峰に到着する頃から次第にガスがかかり始めました。本峰では時折ガスが晴れるものの移動した南峰ではコーヒーを飲みながらしばしガスが晴れるのを待ちましたが結局、晴れることはありませんでした。三俣山ではあちこちでリンドウが咲き始めていました。 　久々に坊がつるへ下りました。あちこちの登山道が通行止めになったせいか残された登山道でもある坊がつるへの登山道が整備され少し歩きやすくなっていました。 　途中からガスの下の坊がつるが見え始めましたが、３連休は台風でだめだったし、久々に土日の天気は良好ならリベンジのテント泊〜、と自分と同じような気持ちで山に入られたのでしょう、結構、多数のテントが張られていました。しかし、土日の天気はサッパリ。本日も、大曲に降り着いた１３時過ぎにようやくガスが晴れ、リベンジは何一つ果たすことができませんでした。 　帰る際すがもり峠で思わず目が合ってしまい、声を掛けてしまいました（ナンパかい）。「お年はいくつですか？（いいきなりかい）」と声を掛けると「７２歳です（爺です）」・・・すがもり越で休憩中、お話をすると長者原からすがもりを経て三俣山に登るつもりだったのに道を間違えて、雨ヶ池に行ってしまったので今日は三俣山に登らずに下るとのこと。日頃は友人と登るらしいのですが、現在、病気療養中で少し寂しそうにしていました。でも、どこかの姉さんみたいに山から入院中の友人に羨ませ電話をしているそうで、この友人も病院の先生も驚くほど回復が早く、山で鍛えているせいじゃ〜、と。 　そんな長老に元気を頂き久々のくじゅうを後にしました。（２０１２．９．２３）