再び峰入りを兼ねた開花調査でした

 新年最初の3連休ですが諸般の事情で1日のみの山行、当初は祖母山と決めていましたが、これまた追加の事情で少し近いくじゅう辺りに登ることにしました。ここのところ腰をいたわって荷物も軽くしていますがたまには20kgは担いでおかないと、とプラス年末に朝駆けしたとき天狗から大船山を注視していると、山頂だけはガスが懸かりにくい地形の様に感じました。そこで、大船山朝駆け&プチボッカのこころだ〜 でスタートです。

 連休の間、今水からはそこそこに登ったと思われ、はじめのうち登山道は圧雪状態ですが早朝なのでガチガチに凍っていてアイゼンの必要はありません。しかし、東尾根ルートに入り次第に標高が高くなりポールのある見晴らしの良い地点を過ぎたあたりからどうしようかな〜、と思いつつなんとか凌ぎ結局山頂までアイゼン無しで登りましたが、途中で装着すべき状況でありました。雪の量は大したことはありませんが、山頂に近くなると雪山の雰囲気は楽しめるくらいの積雪量でした。

 問題は空模様で途中からガスが・・・この時点でなかば諦めていましたがなにはともあれ山頂へ、ということでほとんど休憩もとらず、重い荷物にヒーコラ言いながら、なんとか夜明け前に山頂に到着です。当然ガスの中ですが一瞬山の影が見えました。どーやら、ガスが切れているようです。しばらくすると1名が登ってこられ「ガスですね〜」のあいさつ。それでも、ガスが切れる頻度も多くなりちょっとイケそう。すると今度は15名ほどの大集団が・・・で、どうーいうわけだか、夜明けの時間が過ぎるとさっさと下ってしまいもったいないな〜と。ただ、静かになりますが。

 次第にガスが切れ、中岳、三俣方面も良く見える様になりましたが、青空が見えなかったのでしばらく御池に降りてお茶することにしました。改めて、思い起こすに凍った御池に降りたのは初めてだと。そー思うと感激もひとしおで、しかも青空も覗き始めしばらく御池の真ん中で白い樹氷と青い空を見上げておりました。

 一旦、山頂に戻り青空が綺麗な写真を撮影後段原に向かい、そこから風穴方面に降りることにしました。こちらのルートはほとんど足跡が無く、1組の男女(靴のサイズで勝手に断定)が歩いたのみでほぼ新雪状態です。しかも深い所は30cmほどあり、もし登りで使っていたらそこそこに大変だったかも〜、と思いながら雪の感触を楽しみながら下りました。
 朝イチは今日も撃沈かぁ、と日頃の行いを思わず振り返りそうになりましたが、まずまずの景色を堪能できた一日でした。  (2012.1.9)
 





(1)次第にガスが切れ始めましたが
景色はモノトーンです。





(2)北大船山。





(3)東の空はうっすらと陽光が差し始めました





(4)





(5)久住山方面。少し青空も見え始めました。





(6)気分転換に御池へ。池の真ん中から晴れ始めた空を撮影。





(7)山頂から。





(8)三俣山方面。





(9)雪をまとう星生山。





(10)それでもまだまだガスは懸かります。





(11)晴れても景色は寒い・・・





(12)段原方面





(13)斜面に写る大船山の影





(14)段原の途中で振り返って撮影
良い感じのトンネルになっています。






(15)段原から風穴方面は2人分の足跡しかありませんでした。





(16)米窪周辺の登山道は深い所で30〜40cmほど雪がありました。
この辺りの足跡は1人分です。





(17)途中、消えかかった雪も風穴分岐直前で再び増えます。
10cm程度。





(18)風穴分岐





(19)林道より大船山