再び峰入りを兼ねた開花調査でした

 金曜日の仕事中、なにやらメールの着信音、嫁さんかな〜、と思って開いてみるとなんとそよかぜ姉さんから、遠征に行った先から羨ませメールです。わかっちゃいるけど、せっかくの3連休台風も気になる所ですが、テント泊のこころだ〜と臨んだ連休でしたが・・・
 食料、アルコール、酒のつまみ(山になにしに行くんじゃい!?) としっかり、テント泊の準備まで済ませたのは良かったけど、寝る直前まで坊がつる泊にしょうか、祖母山頂泊にしようか、などと悩んでいるうちに朝が来て、他にも我が家の所用が色々と気になり始め午前中のうちにテント泊山行を諦めてしまいました。

 そのリベンジということで、本日は一応くじゅう朝駆けしようと決心するも、由布岳もいいかなぁ、などとまたもや同じパターンに陥りそうになりましたが、概ね予定していた時間に目が覚めたので、当初の予定通りくじゅうへ朝駆けとすることにしました。でも、どうも、今回煮え切らない思考回路が継続していて、現場に着いてからも三俣山もいいかなぁ、などと・・・

 とにかく、大曲を2:50に出発、すがもりに着いたときここでしばし悩みました。というのも三俣山も中岳方面も結構なガスではあーりませんか。撃沈の香りがします。とにかく久住分れを目指し4:00ちょうどに通過、概ね中岳山頂のご来光に間に合いそうです。が、このあたりからガス全開状態です。でも、中岳山頂に近づくとガスが晴れ、結構いい感じじゃーん、と思っている間にガスが湧いてきて、台風の影響らしき風が強く、それと霧が一緒になって、もはや霧雨状態で気温が高い昨今、贅沢な悩みかもしれませんが気温16℃で、とにかく寒いのです。がたがた震えながら時折ガスが晴れるのを待ち、「一瞬」が5回ほどガスが取れただけでしたが、それなりに感動ものでした。

 しばらく、ガスが晴れるのを期待しましたが、その後はほぼ晴れる様子も無く6時30分頃には諦め天狗ヶ城まで行って様子をみましたが、ここもガス雨と風が強くさっさと撤収、とりあえずくじゅう分れまで行くと星生崎方面が晴れ始めたので星生山と池塘まで歩くことにしました。
 以前だったら、星生新道を使って大曲に下る所なんですが、昨今の「ご遠慮ください」看板があちこち立ったルートの一つなので、再び、くじゅう分れに戻り、さらにすがもりまで戻るという、ちと2度手間っぽいルート取りとなってしまいます。 すがもりで出会った家族連れの方も「使えなくなって不便ですね〜」と、皆さん、感じていることは一緒です。
 
 星生山方面も完全に晴れている訳ではありませんが、時折ガスも切れ青空も見えるなど、ここまで来て良かった〜、とすっきりと晴れないものの時折見える青い空を眺めておりました。池塘に降りるとモウセンゴケ、ギボウシ、ワレモコウなどの蕾がもうそろそろ開花を迎える様子でした。
 ここから再び、くじゅ分れに戻ると久住山が時折顔を覗かせる程度で、朝駆けした中岳やその奥の大船山、三俣山もすっかりガスの中でした。帰りに、国道442号を竹田方面に下る際は雨に降られるなど、天気予報とはかなり違った天気でありました。    (2011.7.17)
 





(1)一瞬ですが結構、感動物でした





(2)





(3)三俣山のガスを照らす朝日




(4)天狗が城へ移動中





(6)晴れてる〜、星生崎





(7)星生崎より。
ここから西はまずまずの天気でした。




(8)小さい虹。わっかるかな〜





(9)星生山へ。




(10)なかなか完全にガスが取れませんでした




(11)虹のアーチ。星生山頂西側にて




(12)池塘のモウセンゴケ




(13)ギボウシの蕾




(14)再び久住分れへ





(15)ガスの北千里。





(16)ガスのすがもり越。
ここは特に風、霧雨が強く、三俣山に登る予定の方も
ここで引き返していました。