再び峰入りを兼ねた開花調査でした

 土曜日は前日の飲み会が珍しく遅くなったので、家でゴロゴロ。さて、日曜日はどこに行こうかなぁ、と思案していると、「日曜日に三俣山辺りを歩くのでどう?」とそよかぜ姉さんからメールが入ったので、たまには人の計画にのっかるのもいっか〜、ということで早速、参加メールを返信しました。
 7時過ぎに長者原に着いて準備していると、なんとどこかで見た様な方が・・・hirokoさんご夫妻です。どーも、そよかぜ姉さんからのお誘いで参加とのこと。

 長崎隊も間もなく合流。最近は半袖、半パンの格好に加えタオルから帽子をかぶる様にしたので、端から見ると登山靴以外は、そよかぜ姉さん曰く「どー見ても、海の格好やね〜」。
 さて、本日のルートを確認しているうちに当初はすがもりから三俣山に登り、坊がつるに下る予定でしたが、急遽、逆コースにすることになりましたが、最も気になるのは坊がつるから三俣山への直登コースです。これまで何度も登っているのですが、この時期、特に暑さに慣れていない体にどーよ、と少々気にはなりましたが、ゆっくり登ることに。

 今回の主な目的は、長者原から雨が池途中のショウキラン、雨が池のノハナショウブ、長者原タデ原のヒメユリ鑑賞です。ショウキランは土石流がある以前は大きな群落があったので、ひょっとしてその残党があるかなぁと思い随分目を凝らしましたが見つからず、みつばさんが別の場所で1株見つけてくれました。
 途中、雨が池でノハナショウブを期待しましたがたっぷり水が堪った池周辺にはほとんど咲いていません。少し、時期が早すぎたのかも、です。イブキトラノオがぼちぼちでした。

 坊がつるまでは快調に足も進み、まさに夏空を見上げながら三俣山南峰直登コースの入り口付近になるベンチで鋭気を養い一気に500mを登るコースへいざ出発です。500mを登ることはよくあるのですが、とにかく足元が不安定でもともと滑りやすいうえに雨あとのせいでさらにツルツル。登るにしても下るにしても相変わらず余儀なく全身運動を強いられるコースです。個人的には好きですが・・・

 とにかく、全員それぞれのペースで登り上がり、しばし、坊がつると大船山を眺めながら昼食タイムです。やはり、この位暑くなると冷たい物、酸っぱい物が余計に美味しく感じてしまう一方で、何故かコーヒーは別のようでひととおり食べた後はやっぱりコーヒー。
 この後は散歩みたいなコースなので、夏本番の景色を楽しみながら歩きました。南峰では以前もレポしましたが、焼けた株元からの再生が進み、随分大きくなっていて、数年後には何事も無かった様に回復するのかもしれません。途中、気になったのは黄色の芋虫が何度か踏みそうになるくらいごろごろしていて、何を喰ってるのかなぁ、と思いましたが・・・。
 
 それにしても暑くなったせいでしょうか、西峰から見えるすがもり越で休憩する登山客も、まばらでようやくくじゅうの山々も静かになったなぁ、と感じました。でも、夏休みになると多くなるかも〜

 下山後、hirokoさんの案内で登るときに見つけられなかったヒメユリを再度探しに行き、ようやく発見することが出来ました。ということで、思い描いた様な状況で鑑賞は出来ませんでしたが、それぞれの花を見ることが出来き満足です。       (2011.7.10)
 





(1)イブキトラノオ。雨が池にて。





(2)雨が池。ノハナショウブはまだでした。




(3)雨が池。




(4)緑みどりの坊がつる





(6)




(7)今から俣山直登コースへ




(8)hirokoさんご夫妻





(9)シモツケ




(10)真夏の景色




(11)間もなく到着、hirokoさん夫妻。




(12)南峰テラスにて




(13)大鍋




(14)本峰にて





(15)すがもり越えにて。





(16)緑と青と白が眩しかった一日でした