三俣山の紅葉の滝を眺めていました

 当面の目標とした「鶴見岳一気登山」も終わり、気持ちも一段落。気候も良いし、天気も良好となれば久々の平日登山でもするか〜、と思い立ったのですが一気登山の後遺症で両足のふくらはぎが痛くて、手で揉むにも痛くて前日は大きい湿布薬を貼って過ごしました。当日の朝も痛みは取れず、どーしよう、と思いましたがせっかく頂いた休みを棒に振るには忍びなく、とりあえず歩ける所まで歩こう、ということでいざ出発です。

 特に、日の出にこだわるわけでもなかったし、あまり登っていなかったルートを歩こうと思い、男池から歩くことにしました。同じルートを歩いたのは6年振りだったこともあり景色を新鮮に感じました。とはいえ、登るたびにふくらはぎが伸びその度に痛むのでどーしようと、思いながらもバイケイソウの新芽や木々と青い空を見上げながら歩いていると大戸越に到着。手前には雪も残っていました。

 天気は良いのですが大戸越を越える風は冷たく、のんびり休憩することもなく大船山方面に足をすすめます。この時期は景色も花も端境期のせいか、人の姿も声もなく聞こえるのは鳥の鳴き声くらいです。ほぼ3時間で大船山頂に到着、コーヒーを飲みながら、手製のウインナー入りのおにぎりを食しながら少し色彩感の欠ける景色を眺めていました。空気の透明度は少し低いものの、周辺の山々はまずまず見えておりました。
 ところで、びっくりしたのは平治岳方面からゴォー、と音が近づいてきたと思ったら、自分より低い場所を大船山と白口岳の間を戦闘機が2機飛んでいきました。なんで、この高さ?と思いながら撮影する間もなくジェット噴射の光を見送った次第です。

 帰りは、別ルートで下る予定でしたが、最近落とし物が多い・・・なしか? 
 実はラジオを落としてしまい・・・山頂で気が付いたのですが、場所はあそこしかない、とほぼ断定できたので来た道を往復することにしました。大戸越えから下って間もない場所で無事発見、あとは木々や景色を楽しみながら男池までの道のりを堪能しました。  (2011.4.13) 
 






(1)男池駐車場より。
 




(2)かくし水





(3)バイケイソウ





(4)ソババッケより





(5)谷筋の登山道






(6)大戸越え手前で見かけた雪






(7)大戸越






(8)坊がつる方面。野焼きの黒も少し落ちたようです。





(9)北大船





(10)大船山頂





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(12)久住山方面





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(14)サバノオ






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