再び峰入りを兼ねた開花調査でした

 タイトルのとおり今水登山口から東尾根経由で大船山へ朝駆けしました。微妙な天気予報で、登山口に向かう途中由布岳を見上げると山頂周辺には良い感じでガスがかかり、それをまた良い具合に月光が照らしています。晴れの面積はまだまだ広く、以外といけるかな〜、と。しかし、登山口手前の駐車場に到着した頃にはほとんど星は見えず、あまり気温も低くないことからあまり天気は期待できません。

 ボッカトレ最中で木曜日もまずまずのペースで登れたので、その勢いで登っていると東尾根入口までで体力を使い果たした感じが・・・その後はちとペースダウン。時折見上げる空には月が見えたり、途中、展望が良い場所では大分の街灯りが見えたり、かすかな期待を抱きながら登っていきます。しかし、次第にガスが濃くなり草木の葉や枝には水滴が目立つようになり、木を掴んだりすると雨のように水滴が落ちてきます。

 山頂には5時半過ぎに到着、天気はほとんどガス。こりゃ、だめじゃ〜、と思いつつ、まぁ待てば海路の日よりあり〜、ということで8時過ぎまで山頂で待機です。ところが、奇跡とまでは言いませんが、時折ガスが晴れ、段原方面が見えたりと、予想外の展開にしばし興奮し一人の山頂を右往左往しておりました。

 しかし、途中で風向きが変わった頃から晴れることが無くなり、下山開始。登るとき以上にガスが深くなり、その水滴が雨のように落ちてきます。結局、この日は誰にも会わず、普通、自分でもこんな日に登らんぜ〜、と思いながら11時に駐車場に着いた途端に雨が降り始めました。

 花はサラシナショウマ、ツリフネソウ、アキチョウジなどが咲いていました。

 登りながらラジヲを聞いていると、今では超懐メロ「リンゴの歌」が流れてきました。今さらながら、歌詞を聴き直してふと感じたのは、「リンゴ」とは、当時、東北地方から「集団就職」する中学卒業生のことだったのでは、と思って聞き直すと、それはそれで深いな〜、と勝手に解釈して聞いていました。 
                                        (2010.10.2)
【本日の食糧事情】
  @移動中:菓子パン、サンドイッチ、缶コーヒー
  A行動中:大船山=コーヒー、菓子パン 
  B帰宅途中:どら焼き
 






(1)大船山頂、少し晴れそう・・・






(2)一瞬、晴れた段原方面






(3)少し、明るくなった山頂






(4)





(5)イタドリの黄葉、山頂でも紅葉が始まっていました。






(6)ハガクレツリフネ
登山口付近にて





(7)振り返るとガスがかなり下がっていました。