平治岳のみを登るのは本当に久々で、北尾根ルートから登ったのは2004年5月29日にミヤマキリシマ見物に登った時以来です。6年前に測定したものと殆ど変わりませんでしたが、前回は自分の想像も入っていたので、改めてGPSルートを掲載しました。 6年ぶりに登ったこともあり、ほとんど記憶がありません。6年前の写真と比較してみると季節の違いもありますが、こんな登山道だったんだ〜、と感心するばかりです。はしご場については以前はアルミ梯子+木製の梯子だったのが、木製の梯子が朽ち果て、アルミの梯子のみになっていました。その上も急斜面にロープが張られていましたが、こんな所があったかなぁ、と確認するとやっぱり同じでした。ただ、踏み跡の幅が広がったような感じです。 全般に以前より目印が増えた印象でしたが、地図「7.はしご場」手前の急登、「8.広場」先の谷沿いの登山道は少し目印が薄く迷った感がするのと、滑りやすい場所が多かったです。特に、この時期は朝方の霜柱が溶けた後だったりするとかなり足元が悪くなります。それと、やたらめったら獣道とぬた場が多かったのにはちと笑ってしまいました。 久々に登ったピークから見た景色は新鮮で、この斜面が一面ピンクになるんだぁ、と思うと感が深いものがありました。また、ここから眺める坊がつる&三俣山の組合せはなかなかグッド。大戸越に下り大船山に行こうか、そのまま下ろうか随分迷いましたがこのところの騒動に次ぐ騒動でお疲れ気味なのでここは潔く下ることにしました。 帰りは大船林道方面に下りましたが、色々な植物の息吹が感じることが出来、ゆっくり写真撮影しながら春の気配を満喫したしだいです。ハルトラノオ、ミツバコンロンソウ、サバノオ、エイザンスミレ、イチリンソウ、ヤマシャクヤク等々を確認することができました。 下山後、由布岳のサクラソウ見物に行きましたが、案の定保護地区としてロープが張られちょっと味気ない様相を呈していました。長者原みたいに木道を設置してそこから降りないようにした方がもっと近場で楽しめるのになぁ、と思うのは自分だけではないと思います。 (2010.4.18) 登った高さ 800m程度 歩いた距離 12.5km 所要時間(休憩時含) 380分位 |
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(1) 地図「1.ゲート」 通常の登山口から登らず、大船林道を方面を400m程進むと橋を渡り、ゲートの脇を抜けると右に曲がるよう看板があります。 |
(2) 地図「2.林道横断」 地図にはありませんが林道を横断します。 |
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(3) 地図「3.大船林道へ」 大船林道に出たところです。。 |
(4) 地図「4.登山道へ」 林道を3分ほど歩くとガードレールがありその手前の木に赤テープで目印があるのでここから登山道に入ります。 |
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(5) 地図「5.展望良」 200mほど斜面の木が伐採され飯田高原方面が良く見えます。 |
(6) 写真(5)の場所からみえた景色。涌蓋山や万年山方面が良く見えます。 |
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(7) 地図「7.はしご場」 今現在のはしご場の様子です。この前後も急斜面でロープが設置され足元は滑りやすく、ちと苦労します。 |
(8) 同左2004年5月の様子です。 |
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(9) 地図「8.広場」 このルートでも開けた場所です。この先も直ぐに林の中となります。 |
(10) ユニークな木もあります。 |
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(11) 地面もやや乾き気味になると間もなく山頂です。 |
(12) 平治岳山頂 |
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(13) ミヤマキリシマのシーズンにはよく見かけるアングルです。この茶色の蕾が一面ピンクになると思うと感動も新たになります。 |
(14) 坊がつる方面と、緑の絨毯が三俣山のすそ野を登りつつあります。 |
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(15) あちこちで紹介されている避難小屋。噂どおり音が良く響きました。 |
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ハルトラノオ |
サバノオ |
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ヤマシャクヤク |
ミツバコンロンソウ |
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エイザンスミレ |
たぶん、イチリンソウ・・・ |
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おまけ。由布岳のサクラソウは咲き始めといったところです。 |