大船山頂でほんの数分の夜明けを堪能しました

 ここのところ、2週連続して県南の海岸線の山が続いたこともあり、くじゅう方面にでも登ってみるか〜、と考えならば土曜日の早朝に朝駆けを、と思っていたら目が覚めた時刻が決して遅いわけではありませんが、日の出には間に合わん、と不貞寝してしまい翌日再度チャレンジ、ガラン台から登ることにしました。当然、登山口に着いた時刻は真っ暗で、空を見上げると夏の星座が登りつつあります。ただ、本日の天気予報は朝から曇り印なのでこの星空がいつまで持つ事やら、思いつつひたすら歩きました。

 その、おかげもありなんとか夜明けにはゆっくりできるくらいの時間に山頂に到着しましたが、赤みを帯び始めた水平線には雲が掛かりつつあります。うーん、撃沈か〜!?、と息を呑みながら真っ赤になり始めた東の空を見つめていると、水平線と雲の合間から短い時間ながら太陽が姿を見せました。その時間、恐らく10分も無かったかもしれませんが、その間、米窪方面が赤く染まり、山頂で右往左往、あたふたしながらシャッターを切りました。

 その後、太陽が出る気配も無く、大船山頂から見える範囲で雪も無く、御池も中途半端に凍っているだけだったので、御池のほとりでコーヒーを一杯飲んで東尾根ルートを下りました。このコースを登ったことはあったのですが、下ったことが無かったので改めて景色を眺めてみたくて歩いてみました。感じたのは、大船山から風穴方面に下るルートと同様に、黒岳の紅葉が綺麗かも・・・今度は紅葉の時期に下ってみたいと思いました。

 さて、東尾根ルートでお気づきの方も多いとは思いますが、東尾根ルートの途中南側に曲がる目印があります。恐らく、入山公墓付近へのバイパスかなと思って、目印に従って歩いてみると鳥居窪に連れて行ってくれました。踏み後もはっきりしているので、利用される頻度は多いようです。GPSで確認した結果を下の図に載せておきます。地図の中では「1.分岐」〜「2.鳥居窪」となります。  (2010.2.14)
【本日の食糧事情】
  @移動中:ミックス野菜サンド(250円)、バナナ1/2、缶コーヒー
  A行動中:大判クッキー1枚、黒棒1本、レギュラーコーヒー
  B帰宅中:なし
 







(1)夜明け前。雲の面積はどんどん広がっていきます





(2)夜明けが近づくに連れ空は赤く染まっていきます。





(3)日の出。





(4)山頂も赤く染まりました。





(5)由布岳





(6)御池





(7)御池のほとりにて





(8)娘の差し入れ。
御池でこれとレギュラーコーヒーで休憩です。





(9)傾山方面





(10)米窪が染まったのは、ほんの数分間でした。