強風の中の朝駆け登山、ハプニングの一日でした

 先週、先々週と普通の山歩きが出来なかったこともあり3連休は山三昧だ〜の心で始まった初日、まずは久々の朝駆けということで、くじゅう方面に出掛けることにしました。2時半頃、大曲に到着、3時前に出発、星生新道を登ることにしました。やまなみ道路を運転しながら気になったことは風にかなり木が揺さぶられていたこと、登り始めるとその不安のとおり強風で、尾根に登り上がるとそれこそ突風状態、頭をかすめたのは先日の北海道の遭難事故です。3時ちょい過ぎに星生山山頂を通過しましたが、風は強いし、ガスが架かっていて視界は5〜10m程度で勝手知ったる山とは言え久々に緊張しました。その中でも特に、強風でうまく行動を取れないことに最もストレスを感じました。

改めて、今回の北海道の事故について自分なりにくじゅうで感じ、解釈したことです。
  稜線での強風、ガスにより歩けない、行動できない。 
 → 行動が出来ない状態なので体の冷えが早い
 → 低体温症に陥りやすい  といったことを身をもって感じた次第です。

 もし、あの日の主な行動が「登り」だったら結果は違っていたかも、と思いました。
 それと、「風速1mにつき体感温度が1度下がる」の表現がありますが、あれは風速が速いと冷却速度が速いと表現を改めた方が良いのでは、と感じました。実際、本日も風速20m以上、気温14度でしたが、「じゃぁ、マイナス6度かい」と一般の方は誤解するし自分もそう思っていました。
 そうではなくて、「低体温症となる体温まで冷やす時間が短い、極端に表現すれば体を14度まで下げる時間が短い」と理解した方が解りやすい、と当たり前の事ですが実感しましたのでメモにしました。それにしても「今度は九州でアホな中高年による遭難!?」などと・・・

 当初は夜明け前に中岳付近まで到達する計画でしたが、上記の状況で星生崎までたどり着いたのが、日の出予定時間まで20分だったので、ここで撮影することとしました。次第に空が明るくなるに連れガスが切れ始め、久住山や中岳方面が見えるようになり久々に綺麗な絵柄を堪能することが出来ました。その後、まずまずの青空のもと天狗が城、御池周辺を回り早めの下山、次の山に行く予定でした。

 ところが、あと駐車場まで数分の場所にアルミの梯子があり日頃は階段を下るようにして降りるのですがバランスを壊し3段目あたりで腰から落下強打しました。運が良かったのは直ぐしたには2mほどの堰堤がありそこまで落ちなかったことでした。一瞬、ヤバ! っと感じましたが、なんとか立って歩くことができたので、とにかく強打した場所を冷やしながら途中の店でシップを購入して貼り貼りして帰りました。
 ということで、今回はハプニング続きでしたが改めて安全登山の基本を考えさせられた一日でした。

P.S.
 山の遭難事故の「中高年」となると40代以上が対象になっているのは何故か?、それと単純に事故発生件数のみによる年代別事故発生比率で示されますが、統計的にいうと母集団(登山人数もしくは登山回数)における事故発生比率による比較が必要では無いかと、感じるのは自分だけかなぁ・・・
 (2009.7.18)
 

 
(1)中岳方面・星生崎にて
 





 (2)ガスがかかる星生崎




 
(3)あちこちでノリウツギの開花が始まっています




 
(4)早朝はこんな感じで晴れていました




 
(5)天狗が城から眺めた三俣山
 




 
(6)空

 



 
(7)御池

 


 
(8)星生山方面は次第にガスに覆われてきました
 



 
(9)コケモモの実
 



 
(10)中岳にもガスが時折掛かります
 



 (11)空気の透明度は高く由布岳も綺麗に見えていました。
 



 
(12)夜明け前の久住山