月光に照らされる雪の大船山ってきっと綺麗だろうなぁ、と考えていたところ10日に長者原〜瀬の本間にチェーン規制が出たとのこと、しかも月も概ね満月。カシミールで坊がつるの月の出を確認したところ、職場をちと早めに出ればなんとかなりそうなので思い立ったが吉日、早速実行することにしました。 職場をちと早めに出発、長者原に着いたのが6時前、6時過ぎに出発、暗闇が迫る中坊がつるに向かいました。雪は思ったほど無く、ところどころに2〜3cm積もっている程度で、空を見上げると雲は見えず無風状態です。 坊がつるに着く頃北大船あたりの背後が明るくなりつつあります。テント張ろうか、写真も撮らねば、月光に照らされる三俣山の麓には大船の影が映り、坊がつるに届くのは時間の問題です。中岳方面を見ると雪が見えますが思ったほどの雪ではありません。それでも月光に照らされるくじゅう連山は綺麗です。 そうこうしていると北大船あたりから月が出始めました。大船は逆光になりますがこれはこれで綺麗。 月の出を撮影したあと晩飯です。ご飯を温めながらビールを飲み、レトルト丼の具をご飯に掛けついでにサバ缶も温め、これもついでにご飯に掛けて食しました。やはり寒いときは暖かいものが一番です。ついでに温めた焼酎を飲みながらチーズ鱈を食べ10時過ぎには就寝です。 今回、携帯カイロを再度持参しましたが、やはり夜中に確認すると消えており、ホッカイロの方がマシでした。でも、感じたのはホッカイロも下界に降りると急に暖かくなり、なんで山でこの暖かさが発揮できん!?、と思っていましたが温度が低いことに加え酸素が薄いせい?と勝手に結論付けました。 0時過ぎに目が覚め再度撮影タイム。ちょっと風が強くなったかなぁ。 3時頃。風が強くガスが出たかなぁ。 4時過ぎ。風は強いしガスは全山を覆っています。 ココアを飲んでゼリー食を温めて流行の大豆食品を食べて出発のはずが、雲が切れ時折、月光に照らされる大船が見えるので出発前に撮影タイム。結局5時半頃坊がつるを出発です。 段原まで、ほとんど雪らしい雪は無く、大船に架かるガスも切れる様子がありません。段原でしばし考えましたが、とにかく山頂へ。段原からはアイスバーン状態の雪がありアイゼンをした方がいいかなぁ、と思いましたが、雪面の状態を注意して登れば大丈夫です。ちなみに帰りは滑りながら下りました。 山頂付近は強烈な風でまともに立っていられないので、風が当たらない御池方面に慌てて避難し、体制を立て直して撮影タイムです。ガスの切れ方が早くなり被写体としてはgoodです。御池方面は日の出、振り向けば迫り来るガス、御池での氷上撮影と「寒い〜」とかなんとか言いながら2時間以上山頂周辺をうろうろしていました。この間がひょっとしたら本日一番天気が良かったかもしれません。しかも大船山頂だけです。 日頃の心掛けが良いせいかなぁ〜 寒いし、風は強いし、ガスは出るし天気予報と違うじゃん、の天気となった本日、すれ違った人数は10人前後でした。坊がつるに降りてテントを片づけていると、天気予報と大分違うので登ろうか迷っている、と言いながら食事されている方も居ましたが、本当にその通りで、下山途中、雨が池付近では小雪が降り始めました。 |
前日の三俣山 長者原より |
三俣山とオリオン座 |
北大船付近が明るくなっていました |
月の出 |
中岳方面 |
夜明け前の大船山 |
大船山頂と月 |
ガガスの切れ間の陽の出。 |
見事な晴れ間と流れ来るガス |
御池 |
大船山頂 |
坊がつる。テントは1張り |
13時頃下山しました。しっかるガスが架かっています |