七年山〜桑原山(2014.4.19)


 梅雨に加え掲示板でお知らせしたように、足の親指が腫れて1週間、なかなか痛みが引きません。最初は早く痛みが収まりそうだったことをいいことに、深夜にビールを飲みながらワールドカップを観戦したのが悪かったのか、その後、順調に足は腫れ久々に痛みを引きずっています。まさに自業自得(-_-;)
 後悔先に立たず、馬の耳に念仏・・・反省してもどうしようもないので諦めて、WEBで山ショップでアウトレットを眺めたり、ほしい山道具をリストアップしたり、一応、有意義な時間を過ごしています。

 とはいえ、ずーっとPCの前に座っていると尻が痛くなるので我が家の自称「庭」をカメラを抱えて撮影してみました。ここのところ山で使用していないマクロを恐る恐る取り出し、カビが生えていないのを確認してから三脚に載せて撮影開始です。
 一番、撮影したかったのはクチナシを食しているオオスカシバの幼虫です。シャクナゲの下を見ていると幼虫の排泄物が転がっていて、その大きさで幼虫の大きさが想定できます。で、数日前から転がっている状況から、かなり大きい幼虫が複数匹いるようです。大きさの割にはいい感じの保護色と場所によって探すのに難儀します。探すこと数分、いたいた! 可愛そうですが撮影後は鳥の食事になって頂きました(合掌)。

 カボスに目をやるとアゲハチョウが木の周りを飛び回り時折枝に留まりおしりの先を新芽にくっつけています。見に行くとクリーム色の卵が・・・アゲハチョウの幼虫は触わった時のポヨポヨ感がなんとも言えず、柑橘系の匂いを放出するので嫌いではありません。が、大量の葉を食すので見つけ次第に退治しました。そのほか、スミレ類にはツマグロヒョウモンのグロテスクな幼虫が付きます。綺麗に葉っぱを食べてくれるのでこれだけは退治しないのですが最近は見かけません。どうやら、アシナガバチがエサにしているようで、こんな小さな庭でも自然界の掟が待ち受けているんですね〜
 同様に夜になるとヤモリが壁に出現しエサとなる蚊を食しています。

 ブルーベリー。我が家の庭の主役の一つ。毎年、美味しい実を付けてくれますが、今年は一番大事な時期に思わず高温に見舞われほとんど花を落としてしまい、今年は収穫量が激減。それでも株によってはブドウのようにたわわに実が付き、あとはヒヨドリに食べられないようしなければ・・・
 
 ボタンボウフウ。あまり聞き慣れない名前ですが主に海岸線に自生しているセリ科の植物で、江戸時代には朝鮮人参の代用品とされ、現在でも根は薬用として扱われ薬事法上普通に売買できないようです。といっても昨今賑わせているような危ないものではありません。別名「長命草」とも呼ばれ、新芽や花芽は天ぷらにすると絶品、沖縄地方では茹でて味噌汁にいれたり、和え物にしたりと普通に食されているようです。我が家でも時期なると嫁さんと海岸に新芽を頂きに参ります。

 そのほかきゅうり、トマト、ニガウリ、バラなどなど。ヒョッと目をやるとカマキリの幼虫がブルーベリーの枝に隠れエサを狙っています。写真撮影終了後は雨が降って実が割れる前にトマトを収穫しました。

 全然話は変わり、山に行かない土曜日にハマッている番組はNHKのアニメ「団地ともお」。
 設定は昭和40年代的なアニメで単身赴任で決して顔が出ないイケメン風のおとうさんと恰幅の良いおかあさんとしっかり者のお姉さんと「ともお」の4人家族を取り巻くお笑いほんわかホームドラマです。時折、スピンアウトなストーリーもあり、これがまた奥が深かったりと好きな番組です。

 足はどうかって?
 痛み止めを飲み患部には湿布を貼り足を引きずりながら行動半径は猫とあまり変わりません(-_-;) (2014.7.12)

 ※翌日も山にも行けず、歩ける範囲で撮影した分を追加しました。(2014.7.13)
  夕方は名古屋場所の初日を観戦。白鵬VS安美錦戦、もうちょっと安美錦に頑張って欲しかったな〜

  








 (1)カボスに産み付けられたアゲハチョウのたまご。

 




 (2)バラ






 (3)ミニトマト。この後収穫して美味しく食べました。






 (4)ボタンボウフウのつぼみ。もう少し小さい時に食すと美味しい・・・



 


 (5)ブルーベリー






(6)排泄物発見・・・探すと・・・居た!






 (7)こいつです。苦手な方はご免なさいm(_ _)m
オオスカシバの幼虫のようです。





 (8)ミョウガ!






 (9)目が合い固まるカマキリの幼虫。



 


 (10)きゅうりの花も綺麗〜。
 





(11)前から見たきゅうりの花。ここから7/13追加分です。






(12)同じ黄色の花ですがこれは何でしょう?






(13)ならばこの花は?






(14)後ろ姿を見ているだけでも臭いそう・・・ちなみに(13)で見かけました。






(15)ブルーベリー。途中赤くなる暖地向け品種は総称してラピッドアイ。
こんな風に赤くなるから。







(16スミレのプランターに卵を産み付けに来たツマグロヒョウモン。






(17)なんだか痛そうなこの坊主頭は・・・






(18)西洋名スカピオザ、西洋マツムシソウといったところでしょうか。

※(12)はニガウリ、(13)はピーマンです。