秋空が眩しい8月最後の由布岳です

 昨日あたりから日本全国寒波に見舞われ、地元大分でもご多分に漏れず急激に冷え込み職場の暖房を入れるかどうかくだらない議論の結果、暖房を切られてしまいました。足元からの冷え込みと戦いながらそれならグレてやる!、と思いながら現場に出て由布岳を見上げると白くなっているではあーりませんか。
 ということで早速今年初の樹氷見物に出かけました。せっかくなので、早朝朝駆けご来光も兼ねてということで正面登山口に向かうとすでに1台車が停まっていました。下山後、その方と会話を交わしましたが福島県から来たそうです。なんと、32年前新婚旅行の時に由布岳に登って以来とのことで、現在は百名山を歩いて回っているとのこと。今から、遥か1,200kmの道のりを戻るそうです。お気を付けて〜

 5時前に正面登山口を出発、6時30分前にマタエ、写真を撮りながら西峰に向かいました。途中の道には期待していた程の雪はありませんでしたが、それでも足跡はしっかり付く程度はありました。でも、下山時にはほとんど登山道の雪は溶けていました。
 
 せっかくの雪でお鉢の周辺は真っ白で、せっかくなのでお鉢を歩くことにしました。昨日も誰かが登った足跡がありましたが、西峰方面からお鉢は初歩きのようでした。どこを見ても樹氷で単純な冷え込みでできた霧氷とは違い、寒波によるものなので結構本格的な大きさです。
 登るときは暗くて気が付きませんでしたが、登山口周辺はまだまだ紅葉が残っていて、恐らく昨日の雨や雪でかなり落葉したようで、登山道は枯葉がたくさんでした。
 また、くじゅう連山や英彦山系も白くなっているのが確認できました。何はともあれ初冠雪情報です。

 





  
西峰より


  
由布岳の影、遠くには英彦山が白くなっていました



  

お鉢




残った花に集まる昆虫たち









由布岳北側斜面




剣が峰から東峰



















登山口周辺ではまだ落葉が・・・