秋空が眩しい8月最後の由布岳です

 ここのところオリンピック週間のせいで里山が多く、ちと体力の低下が心配になり由布岳で体力測定することにしてみました。とはいえ、24時間テレビのマラソンが気になり出発が遅くなり登山口に着いたのはちょうど12時で既に山頂を楽しまれた方々が下山していました。

 登山口へ向かう途中では霧雨が降り、正直登るのは諦めてとりあえず登山口まで出向いて様子だけ見てみよう、と思い正面登山口に着くとほぼ満車ですが、そろそろ帰り始めの車も。その時点でも登る気が起こらなかったのですが、まぁ、雨を覚悟で登ることにしました。登り始めると以外と足が軽く、合野越にもまずまずの時間で通過しました。ガスがかかっていますが気温も20℃程度で風が吹くと爽やかです。

 マタエまでほとんど休憩することなく登って、一息つきながら福岡から来られたご夫婦と話していると日差しが射し、うっすら西峰が見えました。西峰に取り付き、障子戸を過ぎたあたりで山頂周辺のガスが取れなんとも透明度の高い青空を眺めることが出来ました。その後、ガスが架かったものの何度か抜けるような青空、湯布院の町も数分ですが見えました。しばらく、秋の気配がする青空を見上げた後、下山。
 
 下山途中からガスが濃くなり、正面登山口到着数分前から結構な雨が降り始め、8月最終日素晴らしい由布岳山行を楽しむことができました。
 花はサイヨウシャジン、フクオウソウ、キクアザミ(多分)、ホソバノヤマハハコ等が咲いておりました。

 

    
登り始めは雨覚悟で出発・・・



  
ガスの中で揺れるススキ



  

マタエ。うん!? 青空が・・・




山頂西峰



ガスのが切れ見え始めた東峰




雲海状態となりました




再びガスが・・・




もうちょっとで登山口のところで雨が降り始めました




キクアザミ(?)




咲き始めのフクオウソウ