2週連続由布岳の様子。オダマキが見頃です。

 先週、東登山口方面から登ったので、今回は正面から先週と同様荷物を背負って登ることにしました。先週と違うのは、暑い時間帯を避け早朝から登ったことぐらいです。
 正面登山口には昨日からの宿泊組がいらっしゃって、テントの中から気持ちよさそうないびきがが聞こえていました。山頂には、7時30分頃に到着、この頃は風もなくガスが無かったのですが、風が吹き始めるとマタエ方面からガスが登ってきて、下山する頃はすっかり山頂はガスに覆われてしまいました。

 過去の7月由布岳登山の記録を見るとオダマキやノリウツギなど初夏の花の開花報告が多く、今回も似たような内容になりそうです。すでに、ヤマツツジ、ヤマボウシはほとんど終了、白いウツギ、真っ青なヤマアジサイが咲いています。それと、これまでで一番多く見かけたような気がしますが、オダマキが目に付きました。特に、マタエ手前から登山道の脇にぽつぽつと目にかかります。多くの株は咲き始めから蕾なのでちょうど今が見頃といった感じです。

 今回も、荷物が重いのでペースはゆっくりで、日頃よりよそ見をしたおかげでクモキリソウを見つけました。今まで全く気が着かなかったのが不思議なくらいでした。その他、シライトソウ、ツクシアカショウマ(多分)があちこちで開花、今から咲く花ではトリカブト、ツクシフウロ、ホソバノヤマハハコ、ハンゴウソウ、オトギリソウ、イタドリ等々が目に付いたところです。

 下山途中は何か咲いているかなぁ、と思い飯盛ヶ城に足を延ばしましたが特にこれといった花は咲いていませんでしたが、メタカラコウが緑の草原の中で黄色く輝いていました。

 

    
あちこちでノリウツギが白い花を咲かせていました。



  
残り少ないヤマボウシ



  

マタエ。




オダマキ。マタエから東峰周辺にて。








ガスがかかり始めた由布岳山頂




クモキリソウ発見!




ツクシアカショウマ(ということで・・・)




飯盛ヶ城




下山後振り返った由布岳と飯盛ヶ城




シライトソウ



朝焼け