初冬のくじゅうでご来光を狙いましたが・・・

 ようやくいつものペースを取り戻しつつありますが、3連休も天気が今イチとあり最終日に天気予報も期待できそうな内容となり、前回のリベンジを果たすべき再度、夜明け前の星生山を目指しました。実は、今回は山馬鹿隊長の長崎隊が法華院に宿泊しているとの情報もあり、ひょっとしたら会えるかなぁと思いつつ、今回のくじゅう山行となりました。
 
 ルート取りは中岳に登らなかっただけで前回とほぼ同じです。まずは星生山のご来光はあえなく撃沈。いつものとおり大曲に車を止め空を見上げるとしっかりガスがかかっていて、残されたかすかな期待は雲の上にでるかどうか、でしたが山頂までしっかりガスに包まれていました。秋の三俣山の事もあり「三顧の礼」か〜、と思いつつ諦めの悪い自分としては風を避けつつ山頂でじっと待っていましたが、結局ガスは晴れず。気温は−4℃。この時期としては高い方です。

 次の期待は星生崎でガスが晴れていく久住山を、と思いましたがこれも敢えなく撤退。あっさり下の避難小屋で風を避けつつお湯を沸かしあったかココアを飲んでおりました。時折、久住山が姿を見せるものの、青空になるような雰囲気ではありません。休憩中通過したのは3人程。

 その後、御池を覗くと前回より氷が溶けており水面が出ていました。天狗ヶ城の上から撮った写真を前回と比べても前回の方が寒そうに見えます。池の小屋の前を通りかかると「立ち入り禁止」となった小屋の中から声が聞こえてきます。この看板はずいぶん前から掛かったままでいつになったら改修するんでしょうね〜
 
 久住山に登ると「夕立は馬の背を分ける」と言いますが、久住山の北と南とでは全く体感温度が違います。北側は冷蔵庫とすると南側は小春日和でしかも阿蘇方面は陽が差しています。
 久住分かれから北千里方面に下り始めてようやく天気が回復基調となり、暑くなったので降りついたところでレイヤーを変更&恒例の日の丸弁当を食べているとぽろっと弁当箱から落ちてしまい、結局半分しか食べることができませんでした・・・

 長い一日もあっという間に過ぎ、すがもり越から大船山、すがもりを下りながら三俣山北西斜面が白くなっているのを眺めながら、次回はいつになるのかなぁ、そうそう長崎隊はどこに登ったのかなぁ・・・ひょっとしたら隊長が2日酔いで、なーんてことは・・・などと思いを馳せながら下山したのでありました。

 

避難小屋前。足跡に堪った水が凍っています



  時折、久住山が見えますがほんの一瞬です。



 北側斜面は概ね霧氷で真っ白です



霧氷



御池です。右側は溶けていました。



天狗が城北側斜面の霧氷



久住山へ



久住山頂の北側。登山道を振り返ったとことです



久住山南側(右)。こちらは暖かい・・・



少し天気が回復基調でしたが、すぐにガスに包まれてしまいます



 三俣山北西斜面