初冬のくじゅうでご来光を狙いましたが・・・

 週末に仕事や家族の所用でなかなか都合がつかず、ようやく平日ですが休暇をとってくじゅうに出かけることとなりました。久々であったこともありついでにご来光を狙いでまずは星生新道経由で星生山へ向かいました。最初は三俣にしようかなどと迷いましたが、大曲に着いた時点でガスが無ければ星生と決めていたので、まずは星生へ。
 でも、少し気になるのは月が出ていないのに星の数が少ないことです。本当ならこの季節、相当数の星が見えるはずなのにちょっと天気が怪しい・・・
 足元を見ると土日に降ったと思われる雪がうっすら残っていますが、霧氷は昨日の天気で溶けてしまっているようです。明るくなって見えた景色は冬というより晩秋といった面持ちです。

 話は前後しますが、大曲を5時に出発、星生山頂には6時20分頃に着きましたが空には星一つありません・・・
水平線にわずかに隙間があり、ここから光がうっすらと漏れていますがどうやらご来光は無理のようです。わずかな隙間に期待をかけ昨日カシミールでシミュレートした時間過ぎまで待ちましたが、ほんの一瞬、太陽の姿が見えただけで、あっという間に雲の中に消えていきました。由布岳も三俣山越えに見えますが、こちらも山頂をすっぽり覆っています。
 
 ご来光の拝めなかったので後は、御池の氷の様子を眺めれば概ね今日の目的は達成、ということで星生崎経由御池へ。それにしても誰もいないなぁ・・・初めて人を見たのは御池を1周して天狗、中岳を経由して久住山頂でした。
 御池は画像のように白くなっていない部分もありますが、全面凍結で吹き寄せられた岸には氷が乗り上げています。また岸の周辺の草木には着氷しています。天気は今一つですが視界は良好で、恐らく間違いないと思いますが霧島が見えていたようです。

 適当にプラプラと歩いた一日でしたが、見た人の数は両手で足りるくらいで、大曲に止まっていた車は自分の愛車1台のみでした。
 
 全然、山とは関係無い話ですが、先日生まれて初めてインフルエンザの予防接種を打ちました。その「副作用」と思われる症状がでて、熱が出ないプチインフルエンザ状態です。症状は数日継続しましたが、特に2日程体が重いし、節々が痛いし、きつくて寝ていると嫁さんが声を掛けても反応しないため、嫁さん曰く「鬱病かと思った・・・」
 でも、翌日は概ね峠を越えたようで早速、仕事の後にジョギングとなんともお騒がせな予防接種副作用でした。

 

少し明るくなり扇が鼻、阿蘇山が見え始めました。



  硫黄山の煙は西風に吹かれては消えていきます



 今回、ふと目に留まった景色。



降り立ってみるとこんな感じですが、遠方から見ると火口?



星生崎より。北側斜面にうっすらと雪が残っています



御池を1周しました。東側はこのように氷が岸に乗り上げていました



岸の草にはこのように着氷しています



天狗から見下ろした御池です



ちょっと神々しい・・・







 すがもり越え。
ご夫婦1組が休憩中でした。




夜明け前