天気の都合、自分の都合も含めて久々のくじゅう山行となりました。天気も午前中は大丈夫とのこと、カシミールで日の出の場所を確認して、三俣山西峰で夜明けを待つことにしました。大曲に4時着、見上げると満天の冬の星座で、今日はまずまずのご来光が期待できそうです(と、この時点ではそう見えた・・・)。 すでに先行者が登り始めていたので、自分もさっさと支度をして少し遅れて4時10分過ぎに出発。気温は9℃ぐらいで出かける前に軍手くらいは持っていこうと思って準備していましたが、どこかに置き忘れてきたようでこのあとちょっと寒い目に遭うこととなりました。当たり前ですがくじゅう辺りでは少し厚めの手袋が必要です・・・反省。 さてさて、月が出てないのでヘッドランプを消せば真っ暗ですが、良く見ると道が見えます。星明かり。向こうには先に出発した方のランプが見えます。時折、三俣山を見上げるとガスがかかります。さほど気にする程では無かったのですが、すがもり越えに着く頃には峠までガスが下がってきます。ここは、とにかく西峰付近まで登って「待てば海路の日よりあり〜」の気分で、一息ついて三俣山へ。日の出まで1時間程、5時ちょい過ぎに西峰あたりに到着。服を重ね着してもやはり手袋がないとちょっと辛いです。 しかも、ガスはますます濃くなる様相で結局、白みつつ赤く染まっていく夜明けを見ることはできず、諦めて西峰を過ぎたあたりで次第にガスが晴れつつあるので、一度西峰に戻りガスの合間の太陽を楽しみました。その後、南峰へ移動し山頂周辺をうろうろしているとガスが取れつつあることが確信できたので、ガスが晴れるのを待ち四方八方を撮影した次第です。 もう少し、早く晴れてくれると感動的な夜明けだったのに〜、オッパッピー!な気分でした。 とはいえ、朝露で濡れたズボンが乾き、閉じていたリンドウの蕾が開き、太陽の力は偉大です。 その後、本峰に移動し大鍋を覗いてみましたが、紅葉はまだまだです。すでに黄色くなっているのはイタドリの葉のようです。西峰あたりから登ってくる人も多くなり、やはり秋のシーズン到来といった様相です。大曲あたりも路肩駐車もかなり伸びていました。 しかし、天気が良かったのは天気予報どおりで11時あたりから次第に雲が多くなり、今回はまぁまぁの日よりだったかなぁ、と感じた次第です。 |
夜明けの時間でもようやくこの程度です。 |
振り向くと雲海状態。 |
雲の合間から太陽が覗きますが一瞬の出来事です |
西峰に陽がさしました。 |
アップしたらこんなかんじです。?? |
本峰方面に青空が・・・ |
南峰から硫黄山の噴煙を眺める |
時折、大船が見えるようになりました。 |
紅葉がきれいな大鍋ですがほとんど紅葉は進んでいません |
上のアップはリンドウの蕾の先端でした 南峰を中心に多くのリンドウが咲いています |
本峰に着いた頃にはすっかりガスは取れていました |
下りに撮影した西峰 |
大曲の駐車状況 |
大船と坊がつる |