三俣山・ご来光を拝むが野焼きは・・・(2007.3.31)

 ここ1ヶ月は台風、梅雨で雨が降っていなくても空にガスがかかったようで、すっきりしない天気が続いたあげく、土日に色々と行事が入り、なかなかストレスが発散できず、思わず「グレてやる」と思うような日々でした。週末に登ることが出来ないのならば思い、仕事後のボッカトレ、ジョグ等々をやっていても、なんともすっきりしない天気は精神的に良く無いようです。特に、夕方のボッカトレで山に登っても、視界がせいぜい10km程度となるとストレスが溜まる一方です。

 今週末どうやら天気が回復に向かうとの予想と月曜日は以前から「夏休みしよ〜っと」と計画(といっても、内容は特に無し)しており、しかもどうやら晴れの予報なので、これを逃す手はないと思い、速攻山の準備をごそごそと始めました。今回の幾つかの目的は、@臭くならないシャツの試運転、A久住山南登山道を歩くこと、Bキャンプ用品を背負っての歩き、C一日でいろんな方向から久住山を眺めること(これは上に登ってから考えついた・・・)です。

 今回は赤川登山口から猪鹿狼寺跡へ向かい南登山道に合流、南登山道を登り稲星山、中岳、天狗ヶ城、星生山、扇が鼻を経て赤川へ下るルートです。赤川登山口から猪鹿狼寺への路は藪こぎ等の情報もあり少々心配しましたが、ほとんど大丈夫です。赤川登山口の駐車場を一度出て、少し下ると左側にゲートのある林道があり、この林道を10分程歩くと右側に南登山道に向かう看板があります。道は一部笹や竹で少し前が遮られるくらいで、登山道自体はしっかりしていました。南登山道と合流後、石段があり猪鹿狼寺が近いことを教えてくれます。

 猪鹿狼寺の由来が書かれた看板を過ぎ、数分もすると小さい川(雨が少ないと枯れているかも・・・)を越えるといよいよ登山道らしくなります。樹林帯の下を歩くので比較的涼しく、勾配もさほど急ではありませんが滑りやすい場所も多く、場所によっては別の道が出来ている部分もあります。所々、景色の見える場所がありますが、結構木の下を歩きます。稲星山と久住山の鞍部に近くなると景色が良くなり、今回は神明水の水もたくさん流れていました。

 今回の主な目的は南登山道の把握で、この先はほとんど何も考えていなかったので、しばし、考えて、そーだ、久住山をテーマに歩いてみよう!同じ様なコースを歩いたことはありますが、久住山をメインに画像を収めたことが無かったので、久住山を中心に周回するコースを歩き、いろんな方面から久住山を撮ることにしました。

 天気は雲ひとつ無い青空、山頂周辺をうろうろしている間は風もあり気持ちよく、最後のピークとなった扇が鼻では毎度のことながら、靴下を脱いでのんびり風景を楽しみました。次第に高度を下げるに連れ、暑くて、思わず熱中症になりそうでした。涼しさのせいかあまり水分補給しなかったこと、腹の調子が今イチでスポドリ以外に口にしなかったせいか、体重が2.5kgほど減ってしまいました。(ただし翌日には回復)

 さらにハプニング。帰り着いて道具を片づけていて、ありゃ? 靴が無い・・・
 よーく思い起こすに、駐車場に置いてきた・・・なんで・・・まいった!
 ようやく、足に馴染んできたのに・・・もしかすると、そのままかもしれないと思い、翌日仕事が終わって速攻、見に行きましたが無くなっていました。トホホです。近くの温泉の方にも聞いてみましたが、届け出がないとのことでした。いやぁ〜、改めて情けないというか、自分の不注意に呆れた次第です。 

              
              ・赤川登山口から南登山道までの地図です。
              ・( )の数字は下の画像の番号を示しています。


 (1)
 赤川登山口の駐車場。建物はトイレです。
 まずは矢印の方向へ。一度、もと来た方向へ出ていきます。


  
 (2)
 少し下ると、林道の門があり、この脇を入ります。
 ここから10分程歩くと(3)の分岐に着きます。

 (3)
 この辺りだけコンクリの舗装が新しくなっていて、林も切れて明るくなります。丸印の拡大が(4)です。


 
 (4)
 看板です。「南登山コース」方向へ林の中へ入っていきます。

 (5)
 (4)を入り、最初は杉林、雑木林、竹(笹)林の順になります。
  笹が少し登山道に倒れ込んでいる位で、道は明瞭です。



 (6)
 猪鹿狼寺跡を過ぎると小さい川を越えると、登山道らしくなります。
 これは途中で登山道を振り返ったところです。しばらくはこのような道が続きます。

 (7)
 お地蔵様。この手前に景色の良い場所があります。
 この先、ぼちぼち景色が開ける場所がでてきます。



 (8)
 樹林帯の間で時折景色が開ける場所から見上げた久住山。
 近くに見えますが、まだまだ先は長い・・・

 (9)
 結構景色が良かった岩場。標高1540m位。



 (10)
 次第に景色が開け久住山と稲星山との鞍部までもう少しです。

 (11)
 同じく、(10)あたりで振り返ったところ。神明水も豊富でした。



 (12)
 久住山方面

 (13)
 稲星山山頂から

 (14)
 稲星山山頂から中岳方面

 (15)
 中岳山頂




 (16)
 ここから久住山巡りです。
 中岳山頂から御池、久住山

 (17)
 天狗が城から



 (18)
 天狗が城下から

 (19)
 久住わかれ手前


 
 (20)
 久住わかれ

 (21)
 星生崎から


 (22)
 星生山より

 (23)
 星生山から西千里浜へ下る途中



 (24)
 西千里浜より

 (25)扇が鼻より



 (26)
 扇が鼻の麓より

くじゅう花公園あたりから