鳴子山のオオヤマレンゲ

 6月3日に雨の中を鳴子山に登った時、オオヤマレンゲの蕾が多く着いていることを確認していました。また、過去の開花時期からすると6月4週あたりが開花ピークかなぁ、と予想していました。各地の情報からどうやら今週末あたりがピークと考え、天気予報を確認して土曜日に登ることにしました。一応、20kg以上を担いでのプチボッカです。
 
 沢水展望台そばの駐車場にはすでに2台駐車していました。そこから山頂までちょうど2時間でした。今回は前回と異なり天気も良く大汗をかきながらも、景色の良い夏の山を楽しむことができました。鳴子山山頂に近づき直登コースにさしかかると、人の声が聞こえてきて、山頂の手前でご夫婦で登られているパーティに会いました。
 
 山頂に着いてぐるっと見渡すとくじゅう連山は見えま、おそらく硫黄山のガスだと思いますが、その方面からガスがわき上がり時折久住山や中岳、三俣山を隠しながら流れてきます。鳴子山山頂からはオオヤマレンゲが咲いている当たりを良く見ると白い花がたくさん見えます
 山頂でしばしのんびりしたあと、オオヤマレンゲと近くで対面です。予想はしていましたがたくさん綺麗に咲いて、一昨年のときに比べ時期も少し遅いせいか花が目立ちます。すでに茶色になった花から、まだまだ蕾まであるので、予想していたよりもう少し先まで花を楽しめそうです。しばし、いろんなステージの花を激写した後、白口岳をめざしました。

 白口岳で靴下まで脱いで、違った角度から久住山方面を眺めておりました。ここでしばし大船山まで歩こうか、このまま楽チンして下山しようかと悩みましたが、この時期、過去の実績からして痛い目に遭うことが多く、先週も熱中症状態になったので、今回はのんびり山行とすることにしました。
 白口岳から一気に鉾立峠まで下り、緑が一段と濃くなった白口岳を見上げ、久々に佐渡窪を通り帰路につきました。



 (1)途中の林の中に差し込む朝日



(2)稲星山斜面



(3)鳴子山山頂手前から見える稲星山方面



(4)鳴子山山頂からの大船山



(5)鳴子山山頂から久住山方面。







(6)オオヤマレンゲ



(7)今日は窪地に水がたまっています。
遠くには平治岳が見えますがすでに赤みは無くなっています。




(9)白口岳山頂からガスが流れている様子を眺めていました。
右側が中岳



(10)鉾立峠から見上げる白口岳



(11)鉾立峠から三俣山方面


(12)佐渡窪