由布岳・初夏 (2007.5.27)

 天気予報は曇で所によっては雨が降りそうな予報で、山歩き自体どうしようかなぁと思いながら、早朝に目覚ましをセットしましたが、やはり気合いが入っていないせいか、結局8時前に起床、用事を済ませて由布岳東登山口に着いたのは、9時過ぎ。今回は、塚原大崩ルートを登り、西峰方面からお鉢を歩き再び、塚原ルートを下ります。
 何度、歩いても感じるのは相変わらず野性的なコースで、この時期場所によってはタイミンガサで登山道が見えない場所もあります。

 天気は相変わらず曇りのままですが、途中から由布岳の山頂が見えていたので、まずまずかなぁ・・・と思いきや、登り始めるとガスがかかってきてました。下から見た時は山の東半分と途中までガスっていたので、そのうちにガスは取れるよな〜、と思いながら登っていると結局、西峰の奥の大崩の上に着いてもほとんど取れず、どうやら次第にガスの位置が上に登ったようです。

 それと、ずーっと気にしていたのはGPSの調子が良くない(最初はそう思っていた・・・)、この前は携帯、車の修理をしたばかりで、今度はGPSかよ〜、とショックを受けながら色々、操作をしていて「ひょっとしたらこれか〜」と思ったら、大当たり(ちゃんとマニュアルを読めよ〜)。無事、回復し途中からとはなりましたがGPS復活!

 今回の主な目的はオオヤマレンゲの開花状況の確認だったのですが、予想外にミヤマキリシマが綺麗で感動!
花の終わった株も多いのですが、西峰奥の斜面には綺麗に咲いたミヤマキリシマがしっかり咲いています。くじゅうで見るゴージャスさとは違い、楚々とした印象を受けます。今日のガスも効果的だったのかもしれません。

 結局、オオヤマレンゲには気がつかなかったということは、まだ咲いていないということで・・・。
 その他、フタリシズカが開花、エゴノキは落花、ヤマシャクヤクは結実、ヤマボウシは満開、キイチゴがいっぱい、といったところです。


フタリシズカ




大崩横あたりのミヤマキリシマ




由布岳でおそらく一番ミヤマキリシマの群落がある西峰奥の斜面




微妙なガスの様子




お鉢を回ってきて霧が晴れた瞬間




タイミンガサで登山道も見えません。
ちょうど、真ん中当たりに道があるはず・・・




鞍が戸と内山の間からガスが流れ込んでいます。





なにはともあれ、ミヤマキリシマ