傾山・冷水ルート(2007.3.17)

 先週の風邪からなんとか脱出できたようで、この前から頭の中で計画していた大白谷から傾山に登る冷水コースを踏査しました。それに加えて相変わらずの20kgボッカです。先週の寒波で大分の高い所もかなり白くなっているので少し雪の状態も気になった所ですが、登山口まで全くノープロブレムです。
 登山口までは狭い林道で、離合する場所も少ないし路面も落石が頻繁にあり運転には注意が必要です。登山口となる場所は車も10台はゆっくり止めることができるスペースと登山届けのボックスがあります。

 最初は杉林と雑木林の中を作業道のような道(登山道の目印としてピンクのテープ、幅広の2ないし3段の白いテープが巻かれています)を谷沿いに歩き、小さな丸木橋を渡ると次第に斜面が急になり尾根にたどり着きます。(25分)。このあたりから急登となり雪も増えつつあります。 雪の状態が表面だけが固まっていてキックステップするもの次第に疲れてきたこと、途中結構な急斜面をトラバースする場所もあったり、ロープを設置した場所も3〜4ヵ所程あり、一応安全のためアイゼンを付けました。
 東傾まであがると雪質も軽くなりますが積雪量もコンスタントに15cmはあり、上を見上げると息を呑むような樹氷のトンネルです。しかし、樹氷の合間から見える傾山方面はガスがかかりなかなか取れそうありません。ちょっと寒そうな山頂を想像・・・ 
 途中、樹氷がきれいでパチャパチャ写真を撮ったのと、雪のせいもあり西山分岐(通称:ソデ尾)までガイドでは1時間50分、実際は3時間20分と大幅に時間が遅れています。(言い訳かもしれませんが、某登山ガイド地図の「祖母・傾」シリーズの山行時間はかなりの強者が歩いた結果かなぁ、といつも感じています。)
 いずれにしても時間がさがりつつあるので、写真はぐっと堪えて最小限必要な画像だけにして、ひたすら山頂を目指しました。西山分岐からようやく1人足跡が加わり、まだ会っていませんが、誰もいない雪の傾山で足跡を見ると妙に親近感が涌いたりします。

 山頂に着いたのは11時40分。雪道&ボッカとはいえ4時間30分もかかり、ガイド地図の2時間30分を大幅に越えました。山頂に着く佐伯市から来られた方が既にくつろいでおり、山頂では二人きりで結局後先誰も登ってきませんでした。くじゅう連山に比べても遜色ない山ですが本当に少ないです。しばし祖母山方面のガスが取れるのを待ちながら山の話をしておりました。山頂も雪が積もっていて、木々は樹氷で覆われ、後傾山方面や縦走路、三坊主方面は白く、改めて雪の祖母傾山系の景観に感動した次第です。
 山頂は風は弱く、陽があたるのでさほど寒くありません。陽が差す時間が長くったせいかあちこちで霧氷や雪が落ちる音がして、三坊主方面からはガスが上がってきては後傾山方面に流れていきます。
結局、祖母山は見えませんでしたが縦走路や大障子の景色を楽しみ、本日も思わぬ雪と霧氷に感動した一日でした。 

@水色と黄色の場所にはポストがあり、ポストの柱に番号もしくはアルファベットが
記載されています。画像(8)(11)を参考にして下さい。
A標高はGPSをカシミールに転送後地図から読みとり、10m単位で示しています。



(1)
 登山口周辺の全景です。





 (2)
 「冷水」バス停と登山口看板です。これが無いと見落としそうな林道入り口です。



 (3)
 道路を挟んで別の看板が立っています


 (4)
 バス停の入り口から約4.1kmで登山口です。
 登山口までの林道は殆どダートで、北谷ほどひどくないとは思いますが、道幅が狭いので離合に苦労するかもしれません。プレハブが見えると登山口まですぐです。



 (5)
 しばし、本当に着くか不安でしたがようやく駐車場に着きました。車は10台程度はゆっくり駐車できます。ただし、トイレはありません。○が登山口です。
 

 (6)
 登山口です。杉林の中を谷沿い歩きます。

 (7)
 登り始めて10分程の登山道

 (8)
 東傾山から派生した尾根に到着。この辺りから雪が増えました。
 ポストは「三重町A」です

 (9)
 尾根道の様子。帰る頃にはこのあたりの雪は殆ど溶けていました。



 (10)
  東傾山。ここままで来ると本当に別世界で、樹氷のトンネルの下の雪道です。帰る時間もこの辺りは雪がしっかり残っていました。

   
  看板の真ん中に小さく東傾とあります。
  看板の下には三角点があります。 

 (11)
 ずーっと、このような看板が立っていて、○の部分に番号もしくはアルファベットが記載されています。地図の番号、アルファベットはここを確認して下さい。


 (12)
 通称「そで尾」。払鳥屋コースとの合流点でもありここで本日始めて、人の足跡を見ました。実線が自分が歩いてきたコース。ポストは「三重町C」。


 

 (13)
 いわゆるホトクリ原付近で展望の良い岩場より。


 (14)
 山頂直下で本傾と後傾の間に合流です。もうちょいで傾山山頂です。


   (15)
 砂糖菓子のように見える傾山山頂の岩。


 (16)
 傾山山頂


(17)
 左が佐伯市から登られた方のザックと青いのが自分のザック
 本日はこの二人だけの山頂でした。お互い、今日は自分だけ、と思っていたようです。



  
 (18)
 三坊主方面。冷水コースより雪が多そうな感じもします。

 (19)
 九折越と小屋



 (20)
 山頂上空は気持ちよい青空が広がっていました。

 ここからは雪景色のスナップです























本日の樹氷でした・・・