三俣山の朝・ご来光を拝む(2007.1.14)

 ここのところ、心からすっきりするような山を楽しめていないなぁ、と思いつつとにかく久住方面でご来光を見ると少しは気分転換になるかも、と考え、星生山にしようか、三俣山にしようか、牧の戸から登り扇が鼻はどうだなどとしばし悩んだあげく、やまなみの大曲が除雪の雪も大したこと無かったので、大曲から登ることにしました。
 しかも、車は1台もありません。ここに着く前に長者原で三俣方面を見上げると山頂付近にガスがかかっているものの、概ね晴れ模様です。大曲で準備して5時頃出発で、ちょうど本日2台目が入ってきました。

 星を見上げながら三俣山へ向かいます。足元は雪が圧雪されていてますが、アイゼンを使う程のことはなさそうで、結局この日、アイゼンを使うことはありませんでした。すがもり越ではまだ真っ暗です。登り始め西峰に着く手前からなんとなくガスがかかり始め、本峰方面に向かう途中の登山道は全くガスに包まれました。
内心、今日もだめかなぁと思いながら空はなんとなく白んできています。W峰が近くなる頃から次第に晴れ始めたので、夜明けをW峰で撮影することにしました。 おそらく、長者原あたりから見上げると結構ガスがかかっているように見えたかもしれませんが、山頂付近は夜明け頃からしばらくは雲海状態で、中岳は見えましたが、久住分かれより西側はガスに遮られていました。

 ところが、ここのところデジカメが風邪をひいたようで、調子が今一つよくありません。なんとか誤魔化しながら撮影しましたが、調子が良ければもっと良い画像を提供できたのにと、本日唯一の不満です。それにしても、ガスが晴れつつあるなかからの日の出、振り返れば本峰、北峰を覆うガスとそれに映るブロッケン等々、W峰から南峰に移動してからも素晴らしい景色を堪能することが出来ました。その後は本峰、三俣山周辺をうろうろして雪を楽しみました。今日はどこを歩いても景色も天気も最高です。おまけに珍しく人も少ないとあり、三俣山の冬を満喫することが出来ました。

 ところで、4年間使っていた携帯を新機種に買い換えました。でもって今はやりのワンセグ対応なので三俣山南峰で受信できるかどうか試してみると、熊本と愛媛のテレビ局が受信でき、大分の局は受信できませんでした。カップヌードルを食べながらテレビを見れるとは世の中も進んだもんですね〜



 (1)ときおりガスがかかりながら夜が明けています
 


 (2)日の出と雲海


 (3)中岳、久住山方面



(4)南峰から見る本峰と北峰にかかるガス



(5)



(6)すっかりガスがとれました



(7)三俣山本峰。雪はほとんど有りませんが、北峰に向かう道には
かなり雪がありそうです。



(10)


(11)すがもり越え



(12)すがもりに向かう途中には結構雪があったりします



(13)長者原から見上げた月光に光る三俣山にかかるガス