掲示板等々でミヤマキリシマノ情報が飛び交い始めたので、この目で状況把握することにしました。情報は早いほうが良いと思い、取り敢えずレポートだけでも公開することにします。 コースは星生山北斜面から星生山へ。その後、星生崎を経て久住別れから北千里が浜、法華院へ向かう途中の左側の尾根から三俣山南峰に直登し、南峰から北峰、本峰とお鉢をまわり、すがもり越えへ歩きました。以下、通過した場所のミヤマキリシマノ開花と虫の被害状況です。 @星生北斜面 ほとんど虫の被害はありません。開花は1分咲き程度。ただし、株の密集程度はあまり高くありません。 A星生山から星生崎 ほとんど虫の被害はありません。花はほとんど咲いていません。 ※星生山から見える扇が鼻北側斜面はほぼ全滅状態です。 B星生崎 星生崎から久住別れにかけて急に被害株が目立ち始めます。被害株は食害の程度は別として8割以上。 C三俣山南峰 中腹はほぼ全滅。北千里浜に近い場所と山頂で、やや被害が軽い状況。 開花は北千里から登りかけの場所で2〜3分咲き、南峰山頂はまだです。 D南峰から北峰途中 7〜8割で被害がみられます。 E北峰周辺 比較的被害軽く、お鉢周りの道周辺はほとんど被害がありません。 ただし、北峰のお鉢側の斜面で被害が目立ちます。 F本峰から西峰 途中の斜面がほとんど食害に遭っています。 といった、状況です。とりあえず参考にしてください。 |
@星生別尾根の開花状況。ほとんど被害はありません。 ※番号は上の説明と合わせています。以下、同じです。 |
|
@上と同じくです。このルートは平治岳のように密集はしていませんが、虫がいないだけ、ましですね〜 |
|
A星生山山頂周辺。星生崎の手前まではあまり被害がありません。 開花はまだ先です。 |
|
B星生崎の少し下で見かけた虫。 |
|
三俣山南峰への取り付き。ケルンもあります。 イメージとしてはすがもり越えから法華院へ向かう途中、西峰から派生した尾根を越えて、南峰へ目指す感じです |
|
C南峰中腹。ご覧のようにほとんど壊滅状態です。 |
|
C南峰の周辺。まずまず被害から逃れています。 |
|
D南峰から北峰途中 7〜8割で被害がみられます。 |
|
E北峰周辺は比較的被害が少ないです。 |
|
E北峰を下から見上げるとこんな感じです。鞍部とお鉢側の斜面では被害が目立ちます。 |
|
F本峰から西峰途中の斜面では、ほとんどの株が被害を受けています。 |
|
陽が昇る三俣山 |
|
三俣山からご来光とミヤマキリシマ(星生山北斜面) |
|
ちょうど良い感じのミヤマキリシマ |
|
星生山北斜面の岩場のイワカガミ |