大船山・紅葉 (2005.11.2)

 当初は3月18日と聞いていましたが、たまたま見た新聞に3月25日に坊がつるの野焼きを行う、との記事を読んだので今日は三俣山オンリーののんびり登山と決め込みました。でも、せっかくだから今まで下ったことがあっても登ったことがなかった雨が池越えから登ることにしました。イメージとしてはかなりハードと感じていましたが、休憩しながらののんびり登ったせいか思いの外楽チンでした。
 途中の池には端にうっすら氷が張り、良い感じで逆さ三俣山が映っていました。登山道もお鉢周りに近くなると雪が残っています。野焼きはおそらく10時頃からと踏んでいたので、久々に大鍋に降りて霜柱を踏んで遊んでおりました。そうそう、三俣山のこのルートはシャクナゲも多いのですが、蕾は昨年の花のように多いという感じではありません。
 南峰には9時頃着きましたが、すでに数名の方々が陣取っておられました。初めての野焼き見物だったので、もっと人が多いかなぁと覚悟していましたが、思いの外ギャラリーは少なく、着火から終了まで約1時間少々、この間通過された方を含め20名程度でしょうか。横で話をされている方の会話から、総勢100名のボランティアによる野焼きだそうです。
 火を付けると、みるみる間に燃えていきしばし炎と煙の祭典を楽しみました。本日は風は少し冷たく感じましたが、1日穏やかな天気で野焼きが終わってからも登ってこられる方がおられました。長者原に近くなるとすっかり陽気は春めいて、馬酔木やマンサクの花が咲いておりました。長者原には13時過ぎに降りつきましたが、どうもタデ原でも野焼きをするようで、駐車場はごった返しておりました。

  


雨が池より。正面は平治岳



池に映った三俣山




大鍋より本峰方面




大鍋、小鍋を振り返る。今日は由布岳も良く見えいていました。



本日の南峰




着火。勢いよく燃え始めました。




燃え始めた坊がつる



火を付けるとあっという間に燃え上がります


黒い灰がぼうがつるを覆っていきます


野焼き終了。1時間少々の炎の祭典でした



凧さんと三俣山本峰方面



すがもり越えから見えた凧さんの凧




    
長者原付近で見かけた馬酔木とマンサクの花


         
              三俣山と三日月