大船山・紅葉 (2005.11.2)

 先週に引き続き久住に行ってきました。今回は大曲の雪がすっかり無くなっていたので、ここに車を止め星生新道を上がりました。今回は昨日の雨がひょっとしたら雪に変わっているのではとかすかな期待を込めて、性懲りもなくスノーシューを抱えていきました。結果から言うと自分の体力強化用の負荷となっただけでした。
 星生新道は登り始めの樹林帯こそ雪が残っていますが、草原状の場所に出ると雪はほとんど残っていません。当然の事ながら星生山の尾根もほとんど雪は無くなっていました。先週の雪はどこ? と行った感じです。
 先週からの高温と前日の雨でほとんど雪は溶けてしまい、溶けた雪が凍っているため歩きにくくて、でもアイゼンを着ける程でも無く、といった感じでアイゼンを装着したのも星生崎から久住分かれに降りる時だけで、あとは時折シリセードが出来る場所でブレーキ用に使うという状況でした。
 
 大曲の駐車場を6時前に出発し満月に照らされながら登りましたが、月光で照らされる雲海を見て相も変わらず一人で訳の分からない感嘆符を口走りながら眺めていました。そのせいで、星生山でのご来光に少し遅れてしまいました・・・また、前日の雨のせいかもしれませんが着氷が多く見られて、日頃とは違ったきらきら感でした。
 朝早かったこともあるかもしれませんが久住山頂が確か9時頃で、自分の他は一人だけだったので普段はあまりの人の多さに近寄ることができない久住山頂でのんびりしました。
 今日は天気が良かったのは朝の内だけでしたが、雲海風景が楽しめた一日でした。

  


白み始める三俣山方面と星生新道の残雪



星生新道岩場より沈む満月



雲海と三俣山と由布岳の双耳

  星生山より三俣山と三俣山の陰


三俣山、大船山方面



久住山方面と祖母山と雲海



星生崎より久住分れ


久住分れから久住山へ向かう途中の着氷



枯れ草の着氷


雲間から雲海を照らす日脚と祖母傾



東千里



池の小屋周辺。雪がありません。



御池周辺。氷は張っていましたが溶けた水があるせいか
日頃のように上を歩いている人はいませんでした



星生山の残雪と雲海



久住分れから北千里方面。雪は残っていますがかなり締まっています。



月光に照らされる雲海。
スノーシューを三脚代わりしてなんとか撮影できました。