由布岳・霧 (2005.10.22)

 hirokoさんより以前から約束していた秋のお鉢巡り(のはずでした)ということで、由布岳・東登山口、お鉢巡りをまだ歩いたことが無い、とのことでコヨーテさんが同行することになりました。 朝7時に正面登山口集合、自分は朝5時に起きて今日の「天気は・・・」と思いながらパソコンのスイッチを入れているそばで、凄い雨の音。冗談でしょ・・・ 天気予報は曇っても雨は降らないと言ったのに! う・そ・つ・き(ガセビアの泉調)。インターネットの天気予報を見ても微妙というか雨ふるじゃん・・・ でも一抹の希望を持って正面登山口へ行きました。
 すでに、hirokoさん、コヨーテさんは到着していて、半ば諦め気味で雨の空を見上げていました。大分市から来られていた2人の方は諦めて帰りました。空を見上げているとふっと青い空が見えた時、hirokoさんが「天気は回復するのでは」。雨も少し小降りになり、こうなれば登ってやったろうじゃん、ということで概ね当初の予定とおり東登山口から登ることにしました。
 雨はほとんど降りませんでしたが、終始霧の中で時折吹く強い風で木から雨雫が落ちてきました。由布岳の登山道は基本的に滑りやすい土質、岩質ではないので雨でも大丈夫なのですが、山頂周辺の風が強いことが特徴です。お鉢周りの道に着きお鉢周りをしようとして北側に足を向けたとたんに凄い風が吹き、とりあえず東峰、西峰を往復することにしました。
 少し、晴そうになってもすぐ濃いガスがかかり結局自分たちが由布岳を見ている間ガスが晴れることはありませんでした。それにしてもこのような天気にもかかわらず、多くの団体さんとすれ違いました。ざっと200名以上。
 合野越えから飯盛ヶ城へ行く途中も大分市の大在から来た小学生の集団にも会いました。飯盛ヶ城の山頂でようやく青い空を見上げることが出来ましたが、山頂だけはしっかり雲がかかっていました。

 今日のもう一つの目的はNHKの朝ドラ「風のハルカ」に出てくる湯布院の「ハルカの家」を捜しに行くことです。「コヨーテ」さんが情報を仕入れてくれたので、緯度経度の指定があった場所へ行ってみましたが全然違う場所でした。何度か道を間違えながら、此処しかない!という場所にたどり着き、ありました。「ハルカの家」が。でもすでに骨組みだけでした。
 ハルカの丘でも雨に降られましたが、最後のに虹が架かったことが本日最高のプレゼントだったかもしれません。実は、山を歩き始めてちょうど100回目の山行でしたが、思い出深い一日となりました。hirokoさん、コヨーテさんありがとうございました。
 それにしてもコヨーテさんから「そういえば、よっちゃんと一緒の時はいつも天気が悪いですよね。」 確かにいままで4度ご一緒しましたが3回は雨に降られました。次回はリベンジです。
 


  東口から登り始めて山頂までずーーっとこんな感じでした。
 「霧の東口登山道」


 いよいよ東登山道の核心部へ。雨でもそれほど足元は気になりません。


 西峰山頂で出発の準備をするコヨーテさんと管理人です。
 (hirokoさん提供)


 下りの合野越え手前です。ずいぶんと日差しが指してきました。紅葉はまだまだといった感じですが、今からの冷え込み次第ですね。

 飯盛ヶ城へ。下には飯盛ヶ城へ登る準備をしている小学生。
 凄い風でヤッケを着るのも一苦労のようでした。


 飯盛ヶ城の山頂でようやく青い空を見上げることが出来ました。



 飯盛ヶ城から湯布院の町を見下ろす管理人の後姿。
 我ながら格好いい〜、実は立ち○○○の後のような・・・
 (コヨーテさん提供)



 飯盛ヶ城から正面登山口へ。途中足元にはウメバチソウが点在していました。

 ハルカの家です。

 本日、一番由布岳が晴れた時の様子です。
 (正面登山口より