由布岳 立秋 (2005.8.20)

 2週間程所用や天気や台風のせいで登れませんでした。特に、台風14号は県内各地で被害を出しました。たまたま、被害に遭った地区を通りましたが凄い土石流が民家に流れ込んでいました。身近な所では我が家からいつも由布岳やくじゅう方面に行くときに利用している安心院〜(寒水経由)〜湯布院線が土砂崩れのため当面は通れないとの情報。
 今週ようやく天気も安定してきたようなので、最近は半ばトレーニンのように登っている由布岳を歩きました。久々の早朝出勤、5時前から歩き始めました。正面登山口を振り返るとオリオン座が少しぼんやりと見え、思った程涼しくないので天気が少し不安。
 草原の中をヘッドランプを付けて歩いていると、青く光る動く物が・・・? どうやら鹿が4頭、8個の目玉がこちらを見ていたようです。道は台風の影響で被害が出ているかなぁ、と思いましたが、道の崩落は全く無く、むしろ岩が多く歩きにくい場所が多い道がちょうどいいくらいに土砂が流れ込んで、未舗装道路が簡易舗装された感じでした。
 ただ、花は台風に飛ばされたり、倒れたりして8月末に登ったときに比べると少し減った感じです。それでも今回咲いていたのはトリカブト、オタカラコウ、フクオウソウ、サラシナショウマあたりです。西峰奥のトリカブトはおそらく台風の影響と思いますが倒れていました。

 帰りは、前回歩いて結構に気に入った飯盛ヶ城から直接正面登山口に下る道を歩きました。合野越えから一度登るのは少し面倒ですが、開けた景色を見ながらあまり足元を気にせず歩けます。すでにヒゴタイはほとんど無くなっていましたが、正面登山口方面にはまだ数株花が咲いていました。
 


 朝一のマタエの状況。まだ、ガスがしっかりかかっていました。停まらずに通過。

 駆け上がるガス。この時間(6:40頃)は凄い勢いで上昇気流がガスを山頂に運んでいました。



   東峰の横から登る朝日。有りがたや〜



 7時過ぎにはガスが晴れましたが、すっきりした青空はほとんど見えませんでした。  

 飯盛ヶ城の下りから見上げた由布岳。



青い線が飯盛ヶ城から正面登山口への道(概ね)を示しています。



実際のGPSルートです。
 
  今 日 の 花

 キクアザミ?キリシマヒゴタイ・・・?


 ミヤマラッキョウは花盛り。
 

 登山道の山頂側に咲いているトリカブトです。食べないように・・・
    

 正面登山口に咲いていたゲンノショウコ