由布岳・夏(2005.7.23)

 
 今年はできれば毎月1度は由布岳に登ってみようなどと頭の中で思いはしていたものの、天気が今イチだったこと(ついつい天気のせいに・・・)もあり、気が付くとすでに2ヶ月ほど足が遠のいていました。とはいえせっかく天気になったこともあるし、くじゅう山かはたまた鶴見から鞍が戸、内山の縦走も良いかなぁ、と考えながら出発してもまだ気持ちが定まらず。
 結局、月に照らされた由布岳の山頂に走る雲にほだされて由布岳に登ることにしました。目が覚めた時刻が早かったせいで、東登山口にも早々と着き出発はヘッドランプと共に歩き始めました。天気は晴れの予報でしたが全般にガスがかかり、すっきりした青空が見えたのはお鉢周りをしている間の極わずかの時間でした。標高が1500m以上とはいえ、やはり歩いている間は暑く、山頂も風がやむとかなり蒸し蒸しした感じでありました。暑さも手伝い、登山客は一時の賑わいは影を潜め、早めに登りさっさと下る方が多いような感じがしました。
 ただ、この時期になるといろいろな花が咲き始めていました。特に、ヤマアジサイはあちこちで、その他、オトギリソウ、シモツケ、ツクシフウロ等々、特に感激したのは、オオオダマキが咲いていたことです。昨年は気が付きませんでしたが、マタエの東峰側にあまり多くありませんが咲いていました。
 ということで今日のレポートは「山より花」になってしまいました。
 しかし、本当に暑く元来汗かきの自分としては、下山した後のシャツ、パンツの臭さには頭がくらくらします。みなさんいかが対処しているのでしょうか。まぁ、男一人の山登りですからさほど気にすることも無いのですが・・・


    
       シモツケ。少しピンぼけはソフトフォーカス。


 オトギリソウ(弟切草)です。昨年は気が付きませんでした。

アジサイの仲間のようなのですが・・・
お鉢周りの奥で見かけました。


ヤマアジサイ?標高が高くなるほど青の色が濃くなります。

      東登山口途中から見えるお鉢ルート



  お鉢周りの奥から見上げる西峰方面。貴重な今日の青空。

フジバカマと蝶

   ショウマ類の花でゾウムシが
交尾中でした。

                  

  ガスに煙る東峰。この時も見えたのは極わずかの時間でした。


     ツクシフウロ。マタエから東峰に登る途中に多く見かけられます。




マタエから東峰に少し登りかけた斜面にオオオダマキが咲いていました。