祖母山・北谷

 先週の大雨の被害が九重山の麓の町周辺で発生しましたが、温泉街も復旧しそろそろ営業も出来るとの記事が載っていました。
 ついこの間泊まったばかりだったので、やはり気になりました。九州南部も梅雨明け宣言が出され北部も同じような天気となっています。

 天気も落ち着いてきたようなので、祖母山に北谷から登ることにしました。噂によればかなり楽チンコースとか。それなら、障子岳から親父岳経由で下山しようと思いましたが、川の水量が気になったこと、祖母山に着いた時点でかなりガスが出始めていたので、あっさり風穴経由で下山することにしました。

 北谷から国観峠方面は傾斜は緩く、登りやすい道ではありましたが5合目あたりまでは杉の植林が多く、景色に乏しい感じがしました。国観峠まで来ると自然林が出てきますが、祖母山特有のスズタケも多いので登山道からの景色はあまり期待できません。

 風穴経由の方が傾斜は急ですが、登山道、景色ともまずまず。ただ、風穴手前でスズタケの猛攻に会い、身長が170cm以上の方は歩き辛いと思います。途中、風穴に立ち寄りましたが、入り口付近でしばし休んだ後、温度計を見ると12℃前後を指しており、涼むには良い場所ですが、涼みすぎると風をひくかも・・・。

 風穴より下は谷沿いに下りますが、登山道がやや不明瞭になるので目印を確認しながら下山しました。北谷登山口までは結構なダートで、登山口の標高が高い分、人には優しいですが車には厳しかったです。



(1)登山口から尾根までの道は地図の表示とは違うようです。

(2)各合の表示があります。

(3)三県境までは杉林が多く、全般に景色は見えません。

(4)国観峠はかなり広いスペースがあります。

(5)祖母山頂〜風穴までのルートまでは間違いありませんが、その先はGPSの受信状況がやや不安定になったため、やや不明確です。参考程度に・・・




(1)竹田〜高千穂を結ぶ県道からの入り口です。ここからさらに30分程度かかります。



(2)駐車場です。10〜15台程度のスペースです。左側の建物が休憩所とトイレです。

(3)北谷・千間方面登山口の登山口。



(4)4合目と5合目の間の県境に着いた地点。

(5)5合目の看板。必ず各合に標柱が立っています。
  



(6)三県境。またこのあたりから越敷岳へ看板がありました。
  ただし、縦走出来るかどうかは「?」です。


(7)国観峠です。振り返った景色です。看板は神原から登ってくるルートです。



 (8)古祖母方面                 



 (9)大障子の尾根からわき上がるガス。

(10)風穴コースの下り。所々に展望の良い場所もあり、まずまず楽しめました。画像、右上の岩場の上からも展望が望めます。


(11)地図のカメラマークの岩場からです。

(12)このような岩場が数カ所あります。以外と険しい一面もる風穴コースです。



(13)風穴の前で10分ほどでここまで下がりました。

  (14)風穴コースの入り口看板です。


祖母山北谷の本日の自然

失礼しました。オニノヤガラでした。

 キンポウゲ科カラマツソウ属でおそらくミヤマカラマツという花のようです。祖母山頂手前あたりで多く見かけました。


    山頂にはトンボが乱舞していて、全然人から逃げません。
メールしているとご覧のとおりです。


チョウチョも同じです。

登る途中で見かけたカエル。