由布岳(2003.9.15)

 先週はこれまでにない11人という大人数で、しかも雨の中を三俣山に登りましたが、今日はそろそろミヤマキリシマが咲き始めていると報告があった由布岳にぼっちと一人で登ることにしました。昨年は平治岳に登りましたが、虫の被害がかなり見られ、今年も場所によっては食害がありそうです。しかも、あの喧噪には少々抵抗感がありました。
 久々、朝早く出発し5時前から登りました。しかし、この時期になるとヘッドランプはほとんど不要です。合野越えを過ぎ景色が開け始めると、ミヤマキリシマも見え始めます。このあたりはすでに満開を過ぎた感じです。上を見上げるとさすがにまだ暗くてよく見えません。とりあえず、お鉢めぐりのいつものコースということで、西峰から取りかかりました。ぐるっと歩いてみて西峰からお鉢のいちばん奥あたりまでが株が多かったです。ただし、花は3〜5分咲きといったところで、咲いている様子を見ると株によって咲く時期がかなり違うようです。
 見頃は、やはり来週から再来週ぐらいと感じました。イワカガミはちょうど今満開で、主に東峰に多く見られました。マイヅルソウは今からといったところです。
 今日はほとんど休まずに歩いたおかげで、9時頃には下山しましたが、すでに駐車場は満杯、道路脇にも車が多く止まっていました。帰りに東口の前を通りましたが、こちらは比較的少なかったです。



西峰障子下のミヤマキリシマ



西峰山頂手前のミヤマキリシマと東峰。



  西峰からお鉢の最奥部へ下る手前の群落



3分咲きくらいの西峰奥の東側斜面

                  



     東峰山頂。向こうにはくじゅう連山が見えています。




      朝日に映えるイワカガミ

  東峰のイワカガミ



帰りに見上げた由布岳北側斜面