由布岳(2003.9.15)

 

 先週に引き続き由布岳に登ることにしました。前回と同じく東登山口から登り、お鉢を回りました。先週は出発時間が遅かったせいもあり、東峰の頂上ではとんでもなく人が多くて辟易としたので、今日は早起きして歩きました。おかげ静かに歩くことができました。でも山を下る頃には5組、15人ほどに会いました。
 下山後、正面登山口の方に行ってみましたが、かなりの人出でした。ひょっとしたら先週より多かったのかもしれません。
 早朝から登り始めたせいで、山頂付近では霜柱が立っていました。いつものようにお鉢を歩き、北側の崩壊地をのぞき込むと石が落ちる音がしていました。恐らく、霜柱で石が浮き上がり、日が昇り霜柱が溶け始め、崩落し始めたようです。しばらく覗き込んでいましたが、大小の石が延々落ちていました。
 新緑はこの前より少し上に登っていましたが、山頂はまだまだです。花はまだスミレ類。それでも、お鉢を歩いていると草木の新芽も動き始めていて少しずつ春の匂いがしました。下山後、正面登山口のほうに回って見ると、キスミレ、サクラソウ、エヒメアヤメ等々が咲いていました。サクラソウは来週あたりがピークかと思います。
 翌日、嫁さんと由布岳周辺をうろうろしました。正面登山口そばのサクラソウの群落は立ち入り禁止のロープが張られ、そばに近づいて写真を撮ることが出来なくなっていました。



登り始めてすぐ。かなり緑が増えてきました。


日向岳分岐前のヤブレガサの群落

新品の鎖が設置された7〜8mの岩場。
慣れれば鎖が無くても登れます。

   
山頂付近は春はもう少し先・・・

崩壊地を覗き込んでみました(立入禁止です)
霜で浮いた石が間断無く落ちていました。
 
  
西峰のミヤマキリシマの蕾越しに東峰を望む。

時々目についたヒトリシズカ


大群落はありませんが山頂付近でもキスミレが咲き始めました

正面登山口付近の新緑


当たり前とは言えぱんぱんに張ったカップ麺。  

東登山口付近のGPSで確保した登山道。
日向岳までは分岐から15分ほどの自然林の中の
静かな山行です。帰りの際にどうぞ。